この記事について
最初にこの記事について、MacOSのバージョンや使用しているソフトのバージョンなどが変わってくるため、表示されないコマンドが出てくる可能性もありますので、ご了承ください。
2021年5月に記事をリテイクし、下記のアプリバージョン及びMacbookで作業を行っています。
■Macbook Pro:13-inch, M1, 2020, メモリ16GB,M1チップ
■GeekTool:Version 3.3.1 (331.014)
■XRG:2.7 (2.7)
GeekToolとXRPを使ってMacをオリジナルに
かれこれ仕事でのMac歴は20年ほど、もともと小さい時Windowsを使っていましたが、どうにもMacの方が性に合うみたいで…でもこうなんとなく少しギークなこともしてみたいということで、久々にGeekToolを使ってスターウォーズの同盟軍なりきりデスクトップを作ってみたので、今回はその手順をまとめました。
準備するもの
同盟軍の壁紙ダウンロード [旧バージョン]
配布されているのはブルーバージョンになります。
もし赤バージョンがよかったらこちらをどうぞ↓
同盟軍の壁紙ダウンロード [新バージョン]
今回天気の表示などで、旧バージョンの壁紙だと若干スペース的に融通がきかなかったので、私がオリジナルで作り直したものをダウンロードできます。
オーラベッシュ フォントのダウンロード
スターウォーズに出てくる銀河標準ベーシックと呼ばれるオーラベッシュフォントがファンによって公開されています。
↑ここからMac用をダウンロードしてFontBookに登録しましょう。
Geek Toolのアプリケーションをダウンロード
昔からMacをカスタマイズするのには必至なアプリGeek Tool、まずはこのアプリをダウンロードしてアプリケーションフォルダへいれましょう、 使い方は後ほど。
XRPのアプリケーションをダウンロード
これは上のGeekToolより簡単にMacの様々な情報を表示してくれるアプリケーションです。
グラフのデザインも環境設定から簡単に変えられるます。
私のMacはOS11.3ですが、XRG 3.0のバージョンで動きました。
これで下準備は完了です!! ここからはいよいよ細かいセッティングです、壁紙設定は言うまでもないと思うので割愛しますが、GeekToolとXRPの使い方を説明していきます。
GeekToolのコマンドテキストをダウンロード
ここからGeekToolの使い方を説明していくのですが、色々なサイトからコマンドを寄せ集める形になるので、今回は入門に使えそうなコマンドテキストを私がまとめてみたので、下記をダウンロードしてコピペでやるといいかなと思います。
Zipを解凍すると9つのテキストファイルが入っていますので、自分が表示してみたいテキストファイルを開いて使って下さい。
ファイル名頭の[Shell]や[Web]は後ほど説明します。
下準備ができたら作業開始
GeekToolの起動
GeekToolを起動すると2つのパネルが開きます↓
基本的な使い方としては【パネルA】のShellアイコンをデスクトップにドラッグ&ドロップします。
先ほどダウンロードしてもらったテキストのファイル名頭についている[Shell][Web]はここで区別します。ファイル名頭が[Shell]となっていたらShellアイコンをドラッグしてください、[Web]となっている場合はWebアイコンをドラッグします。
そうすると上のような半透明のウィンドウが出るので、デスクトップの表示したい場所に配置しましょう。
次に【パネルB】の設定をしていきます。基本的には、右の赤・青・緑の部分さえ設定できれば表示されます。
赤:コマンドを入力する欄です、ダウンロードしたテキストファイル内のコマンドを全てここにペーストしてください。
青:更新するタイミングです、随時更新していたい内容であれば1sを入力すれば1秒後との更新と言うことになります。
※全ての情報を1秒にするとPCへの負荷にも繋がるので、たまに更新すればいいやというモノなどは更新時間を多くした方がいいです。
緑:フォントの設定です、ここで最初にダウンロードして貰ったオーラベッシュフォントが選べるようになっています。
基本的にはこれを繰り返していけば色んなモノが表示できます、GeekTool コマンドなどで検索すれば色々な表示コマンドを紹介しているので探してみるのも楽しいです。
天気を表示したい [2021年時点の有効な方法] STEP1
天気を表示する方法は、時間が経つにつれて表示できなくなってしまうこともあるため、2021年5月現在で有効な方法をご紹介します。
GeekToolの[Web]アイコンをドラッグして、パネルBのURLという欄にダウンロードしたコマンド集の中の【[Web] 現在の天気】のURLをペーストします。
↑上記のようなURLを入力することになりますが、赤い部分は自分で変更が可能です。
表示したいロケーションの数字を確認する STEP2
↑上記サイトへアクセスし、表示したい地域を検索し、URLの中にある数字2箇所をコピーして、コマンドの中の赤い部分を差し替えるようにしてください。
XRGの使い方
XRGはGeekToolの様な設定は一切必要ないです、ダウンロードして起動するだけで基本的な情報は表示されます。
環境設定のWindow LevelをBackgroundに変えると、表示しているウィンドウがクリックしても動かなくなります。
デザインの変更は上のAppearanceから変えられますので、ここからオーラベッシュフォントを選ぶと表示が全て銀河標準ベーシックになります。
GeekToolでGifアニメーションを表示したい
←これは私が自作したGIFですが、モニター風のGifアニメーションとかを下記のサイトで探したりするとそれっぽいのが見つかるかもしれません
ダウンロードして、例えばMacのユーザー名/書類/の中にファイルを格納したら、GeekToolのWebアイコンをドラッグして、【パネルB】のURL欄に
file:///Users/ユーザー名/Documents/Gifアニメのファイル名.gif
と記入すると表示してくれます、間違え安いのがImageアイコンをドラッグしてしまうと静止画になってしまうのでWebアイコンにしてください。
だいたいここまで出来ればかなりカスタマイズが進んでいるのではないでしょうか? GeekToolは昔から存在しているアプリですが、冒頭にもお伝えしたとおり、MacOSのバージョンやGeekToolのバージョンに伴い適応できない項目なども出てきますので、ご了承ください。
コメント
どうしてもデスクトップマスコットが作りたくて、こちらの記事を読みながらGeek Toolを使い、なんとかそれらしいものができました!
本当にありがとうございます。
黒井様
こんにちは、少し昔の情報となってしまい恐縮です。
それでもお役に立ててよかったです(^^)