最近の子どものブームは “THE 実験” 。
なんでもかんでも水に入れたり、凍らしたり、土と混ぜてみたり、そんな好奇心旺盛な時期である。
そして下の子はもっぱらお花摘み、お隣さんの草花を物色しながら『それは人の家のだからね!!』と親から事前に犯行を抑えられる毎日。
そんな好奇心に溢れている子どもたちを見ていると嬉しくなると思いきやそうでもない、冷凍庫をあければあらぬモノが凍らされていたり、花瓶がないからと大量の紙コップにお花を挿して飾ったり….親が『それだけは勘弁してくれ』ということを全部やってくれる。
ならば、『この中のものを自由に使って実験してよし!!』って呼ばれるモノがあった方が親も子どももWIN-WINなのではないだろうか…..
そして私の倉庫に持てあましたガラクタの数々を、夢のあるサイエンスキットに変えてやろうではないか!!
100均と3COINSで生物学者の実験キットを作る
まず始めに、実験キットを作ると言ってもお金がないわけです父は…なのでなるべく100均・3COINSで材料を揃えていこうかなと思う。
どんなキットにしたいか、どんなものなら子どもがワクワクするかを数日間考えメモ帳に描き残す。
私は昔からコンパクトで全てがまとまっているモノを好む習性があり..
レコードもキッチンのオーブン&コーヒーメーカーも実用性はともかく、 “これさえ持ってれば生きれる” 感が大好きなのである。
300均一のコンテナは結構かっこいい
300COINSでウッドコンテナを2つ購入、大きさ的に100均ではベストなサイズがなかったので少し大きめのコンテナを用意。
蝶番を買ってきて、2つを組み合わせ蓋と底を作る。
蝶番と反対側はフックパーツを使い、蓋と底がロックできるようにする。
蓋側の方にドリルで穴を開け、革のベルトをボルトで固定して取っ手を作成する。
今度は肩から背負えるようにショルダーフックを取り付ける。
本来なにかを引っかけるためのフックパーツを縦に向かい合わせにしてつけてなにが出来るかというと↓
バインダーを挟めるようになっている、しかも箱の蝶番側に付いているのでバインダーを外すまでコンテナの蓋と底が開かない設計。
これで外装は完了。
子どものサイズ感
子どもでも運べるをコンセプトに作ったので7歳児でもご覧の通りベストマッチなサイズ感です。
良い感じのヴィンテージボックスになりました。
ここからは中をカスタマイズしていきます。
試験管をスマートに収納
試験管は試験管立てに挿していると蓋が閉まらないので、蓋の裏に収納できるように仕切り板をつける、最近は100均でも板が手に入るので便利である。
さぁワクワクの詰まった実験キットの中を紹介
中の完成系は↑こんな感じ。
さてここからは謎のK博士の登場、それではK博士、解説をよろしく。
この小さな木箱の中にはプレパラートが収納されています、プレパラートとは、顕微鏡で見てみたいモノを乗せるためのガラスの板です。 1枚ずつ丁寧に使うように父から言われました。
プレパラートの下には木の引き出し、中には薬品やクリップなど実験に必要な小物が入っています、お菓子も入れていいそうです。
これはその昔、ゲロルフ・シュタイナー学者がハイアイアイ群島でミツケタ、ハナアルキやその島で発見した植物のスケッチ、僕の実験のメモもここにぶら下げます。
ちなみに、メモフックは手前に引き出して使えます、蓋を閉めるときは奥に収納することができるみたいです。
これは僕が生まれる前、父がムスカント島の古代遺跡プンプクから発見した不思議な力をもった地球の石、ジャンバラ族からもらったセミのお守りに、カンパリの国から持って帰った蝶だそうです。
これはアーリー島で親がいなくなったドラゴンのタマゴだそうです。良い子にしているとどんどん光って生まれるかもしれないと言われました。
昔父が冒険の時に身につけていた腕時計、パザル族の吹き矢が当たって時計のガラスが割れたそうです。
これは実験中のメモや写真を挟んでおくためのヘルピングハンド、父はハンダ付けをするときに使っています。
これはどこでも顕微鏡、すぐに取り出していろんなものを拡大して見られる優れものです、LEDライトもついているから暗くてもよく見えます。
珍しい植物や動物を発見したら写真で収めるのが一番、小さくても頼りになるカメラです、こう見えて200万画素のデジタルカメラだそうです。
カタチから入る大切さ
私は昔からなんでもカタチから入る人間で、見た目のワクワクがあれば外に出ることも、発見することも楽しくなると今でも思っている、そんな気持ちがこどもたちに好奇心の相乗効果になればなと、今回作ってみた実験キットでした。
さぁこれで散歩もキャンプも大冒険気分だ!!
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