さて、以前書いた記事で懐かしの秋葉原で幻のパーツを見つけてしまった話。

無限の可能性を秘めたMicro:bit
見つけたパーツとはMicro:bit(マイクロビット)と呼ばれる電子パーツである。


こんな小さな電子パーツに自分でプログラミングしたデータを読み込ませて、いろんなアイテムを作り出すことができる子供のプログラミング教育目的に開発された小さなコンピューターなのである。
価格的にも¥2,000〜と導入しやすいので、親子で一緒に遊ぶこともできる。

↑左下がmicro:bit本体、それ以外の別パーツを組み合わせることによって、音を鳴らしたり、モーターを制御したりと拡張することができるようになるのだ。


こんな感じでパーツどうしをネジで合体させて、みのむしクリップを噛ませたりして遊んでいくのだ。

割と簡単なMicro:bitの使い方
導入は割と簡単で、Micro:bitの公式サイトでユーザー登録をして、ブロックを組み合わせてプログラミングを作っていく。

(左)Micro:bit本体、(真ん中)プログラムのブロック、(右)が自分で組み合わせたプログラミングのブロックである。
完成したら左下のダウンロードボタンからデータをダウンロードして、PCに接続したMicro:bitにデータを入れてあげれば、そのプログラムが実行される。例えば
- ボタンを押したら音が鳴る
- 本体をふったら音がなる
- 本体を傾けたら音階が変わる
みたいな感じで好きなようにプログラムを組んで学んでいくことができるのである、自分で作ったプログラムをすぐに実践できるのがMicro:bitの最大の長所だと思う。
そして思いついたジェダイトレーニング

Micro:bitを購入してから数ヶ月…..実は面白い使いみちを発見することができず、若干放置ぎみだったのだが、酒を飲んでいるときに急にひらめいたのだ!! ↑とにかくひらめいたらすぐ忘れる質なので、アイデア帳に書き留める。
昭和生まれならきっと記憶にあるだろう【電流イライラ棒】グネグネの溝に沿って棒を移動させ縁に触れてしまうとドカン!!とくるアレだ。
あれは相当な集中力を要するため、いわばジェダイになるために必要な集中力を身につけるにはもってこいではないか!? だったら棒の部分をライトセーバーにしてジェダイトレーニングができるんではないだろうか!? いささか強引ではあるが、ちょっと楽しそうなので実際に作ってみることにした。
今回の仕組み

今回Micro:bitに命令するプログラミングの仕組みはシンプルで
- Aボタンでスタート
- オレンジに触れたらアウト
- ブルーに触れたらゴール
- グリーンがオレンジに触れないようにする
こんな感じで制作する計画。
訓練生用ライトセーバー作成


まずは訓練生用のライトセーバー制作から、ライトセーバー全体に電流が流れるように作らなくてはいけないので、色々と考えて真鍮のパイプを使うことにした。
昔買ったアンクル・ミルトンのライトセーバーの玩具を今回改造しようと思う。


↑サイズ感はバッチリである、東急ハンズで長時間パイプ売り場にいた甲斐はあったのではないだろうか。。
仕上がった訓練生用ライトセーバーを使って、試験的に作ってみた。
この仕組でいける!! あとは実際に外側を整えていけばいい。
全神経を集中するためのボードを作成

パソコンで道のボードを作成して、スチレンボードに貼り付けた状態、これを地道にカットしていくわけだが…何度か失敗し、行き着いたのは電熱線でカットする方法だ。
↑これを使ってカットして↓


キレイにくり抜きができた!!


くり抜いたら壁伝いにアルミテープを貼っていく、ぐる〜っと一周続いているように張り巡らせるのだ。
パダワンたちの試験


試作段階で子どもたちにやらせてみたのだが、これが想像以上に面白かった…..大人でも失敗をするが子供も真剣にゴールを目指すから、本気で集中力がつくかもしれない….
指先の少しのブレがダークサイドへの道じゃ…フォースを使ってライトセーバーをゴールへ導くのじゃ。
そして完成…

ついに完成した、【ジェダイトレーニング ボード】だ!!

左上のMicro:bitのAボタンを押すとチープなスターウォーズが流れてゲームスタート!!
あぁ….この電圧ブザーから流れるチープな音がたまらない(笑)

大人から子供まで楽しむことができる、ジェダイトレーニング イライラ棒、是非子供とMicro:bitを購入して楽しんでみてはいかがでしょうか?
コメント
コメント一覧 (1件)
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