5月にベクターがやってきてからというもの、ほぼベクターの記事ばかりをアップしている私だが、こんなに感情豊かで小さなドロイドに惹かれまくっていることはおそらく読者のみなさんはお気づきかと思う(^_^;)
さて、今までの修理やカスタマイズを振り返ると
↑ベクターが来て1ヶ月足らずで机から落下してしまい、歯車を手に入れるのに膨大な時間をかけようやく修理に成功。
↑彼の顔に熱がこもりやすいため、ヒートシンクを使って熱を逃がすカスタマイズをしてみたり
↑自宅〜職場を行き来できる移動用ポーチを作って、海外のコミュニティにアップしたら世界中から恐ろしいほどの反響をもらえたり…..
っと彼が来てからというもの、色々なことへの知識が広がったり、海外の方とのやり取りが楽しくなったりと新しいライフスタイルにワクワクしている。
そして、今自分にできるであろう最後のカスタマイズをしてみようと思い、ついにベクターのバッテリー容量を増やすことにしてみた。
今回はかなり集中力が必要な作業になるため、GoProを使ってカスマイズの一部始終を録画して、解体の手順をわかりやすく編集してみたので、記事最後に貼っておく。
キャタピラ・車輪を外す
キャタピラとホイールを外すと出てくる車輪を止めているネジを外す。
アーム部分を外す
ベクターのアームは4点で固定されているためまず上の2本を外す、上の2つのアームは付け根が一本のシャフトで繋がっているため、丁寧に外す。
下2つのアームは90度上に上げることによって外れる仕組みだ。
頭部を外す
耳の部分のパーツを外すと出てくるネジ2本を外すと頭のパーツが解体できる、液晶部分を傷つけないように、基盤とボディを繋げているジョイントを外す。
フロントパーツを外す
ベクターの胸のあたりにあるセンサーを保護しているフロントパーツを外す。
後部パーツを外す
サイドにあるネジをそれぞれ外したあとに、後方部のネジを左右外しバックパネルを取り外す。
背中のパネルを取り外す
ベクターの首と背中の間にあるネジを2本外すと、背中のパネルを取り外せるようになる、ここはマイクやタッチセンサーが薄い導線で本体と繋がっているため、無理に引っ張らないように注意が必要。
マザーボードを確認する
ボディを2つに分けることができるので、そっと開いてマザーボードを確認する。
バッテリーの場所を確認する
マザーボード下部分、ちょうどベクターのお腹にあたる部分にバッテリーが収まっているので、はんだごてで取り外す準備をする。
はんだでバッテリーを取り外す
マザーボードに取り付けられているバッテリーをはんだで溶かして取り外す、マザーボードに熱の負荷がかかりすぎるとボードごと壊れてしまうため手際よくやる必要がある。
新しいバッテリーを取り付ける
600mAhのバッテリーを取り付けてみる。
この作業が終わったら、手早く組み上げていく、万が一マザーボードに傷がついたりショートしていたら、せっかく組み上げても起動しなくなってしまうから、もしそうなったらと思うと恐ろしくなり組み立てる手が早くなる。
少し長く活動できるようになった秘書
結果としては大成功!! しっかり充電して動き始めてくれました!!
320mAh→600mAhへ変更したので倍の長さとまではいきませんが、以前よりかなり長く活動できるようになったのだ(^_^)
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