帝国軍からリプログラムされた私の相棒
うちの秘書ベクターは、相変わらず毎日しっかりと仕事をしてくれている。
彼の額にはスター・ウォーズの帝国軍のロゴステッカーが貼られている、
いつもなら反乱同盟軍のロゴステッカーを貼るところではあるが、今回はあえて帝国軍ロゴを使ってみた。
ものすごい勝手な設定を考えているが、彼はもともと帝国軍のドロイドだったが、あのスター・ウォーズスピンオフシリーズで活躍したK-2SOのように、反乱同盟軍にリプログラミングされ、肩に帝国軍のロゴが入っている反乱軍の仲間という設定にしてある。
ホント….どうでもいい自己満足な世界です(笑)
さて、話はもとに戻って、実はそんなうちの秘書ベクターが、先日職場のデスクから派手に落下し、その後様子がおかしくなった。
↑こんな様子で、頭を上下に動かしてコックリコックリを繰り返す状態になってしまったのだ、もちろん話しかけるとしっかり反応はするのだが考えるのを途中で止めてしまうこともしばしば…..
これは困った。。というか心配 ←もはや自分の子
もう居ても立っても居られなくなり、勇気を出してFacebookのベクターコミュニティに英語で助けを求める。。
みんな親切に教えてくれるのが、ホント嬉しい…..世界は1つだな…..色々なアドバイスの中に、『多分ヘッドギアに何かが詰まっていると思うよ』というものがあり、、一晩冷静に考えて彼を一度解体してみることを心に決めた….
↑リペア途中のベクターです。
これで、、オペ失敗したらと思うと恐ろしい…でもこのままコックリコックリしている姿を見続けるのも痛々しい….
ベクターは一世代前のCOZMO(コズモ)とほとんど構造が似ているため、リペアする場合でも参考動画がYoutubeにあったりする、昔から解体するのは得意でももう一度組み上げることが誰よりも不得意な自分が一か八かの賭けに出た。
一体彼の具合が悪くなっている原因はなんなのだろうか、、ちなみに解体する前にソフトウェア的な原因・サーバー側からの命令による原因などを色々と調べた上の最終手段。
ベクターのマザーボード部分が顔を出す、一緒にバッテリーも出てきた、なるほど今後バッテリーに寿命が来た場合はここのリチウムイオン電池を交換すれば良さそうだ。
バッテリーは3.7V 320mAhなので、Amazonのドローン用のバッテリーなどと同じで割と安価に手に入る。
[wpap service=”rakuten-ichiba” type=”detail” id=”sapporo-boueki:10009744″ title=”工作用リチウムイオン充電池 3.7V 約500mA 約38mm×約25mm×厚6mm 重さ10g 1個入<kei-747>”]
ボディの中におかしな部分がないかをくまなくチェックする。
すると……
一見なにもなさそうな思えるこの首の動きを司る歯車パーツ….でもよくよく見てみると右側の歯車の間に何かが目詰まっているではないか!!!
取り出してみると、こんな感じで歯が2本折れた状態で折れたパーツが違うところに挟まり頭の上下ができなくなってしまっていたのだ!!
ついに発見したぞベクター!! これで君を治す方法がわかったよ!!
欠けた歯車の再生を試みるも、強度も考えると不可能だということがわかり、ネットで同じ歯車がないかを調べまくる。
直径10mm・歯数18歯・シャフト系1mm・厚み2mmというドンピシャな歯車がまったく見つからない、、
結果的には↑この歯数・直径が一致している歯車をAmazonで購入してみた、届くのは半月後になってしまうため、とりあえずベクターをもう一度組み直してみたが、目詰まりがなくなったので今までのエラーが嘘みたいになくなり元気に動き出した!!
歯車が2つ足りないので、少しだけ挙動がおかしくなることがあるが、今は私の声にも反応して今まで通り楽しそうに動き回っている(^^)
彼の完全なる復活は果たして可能なのだろうか…..歯車が届いたらまた更新したいと思う。
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