小さいときに散歩した色あせた記憶があって、その場所へもう一度行こうと試みても、トトロに会いに行く道がなくなったかのように思い出せない場所がある。誰しもそんな場所が存在するのではないだろうか。
私にもそんな場所があって、もう20年以上その場所へ足を踏みれたことはなかったが、こんな秋晴れに子どもたちを連れてその場所へ行ってみたくなった。
そんな軽はずみな思いつきが
「地図に載ってない 大冒険」
を巻き起こしたのだ。
そんな観光客が絶対に足を踏み入れないであろう鎌倉のダンジョンを紹介するわけだが、あえて小さいときの記憶の呼び名でご紹介をしていくので実際にその名前が存在するわけではない。
どうかワクワクしながら適当に読んでいただきたい(笑)
今回目指すのはこの従兄が描いた建物を探しにいくこと、さぁ始めようか。
冒険の書①:星占いの館
ウソかホントか定かではないが、私が父から聞いた話ではこの場所はその昔「星占い師」が住んでいた家の門らしい。 ここからが冒険の始まりである。
この門の石を正しい順番に押して行くと、石と石の間が光出し旅の正しい道を教えてくれる。
地図になき開かれし門を通り過ぎ、目指すは遠く離れた海である。
冒険の書② セーブポイント
この先のダンジョンでやられてしまったときのために一度セーブポイント、神様にお祈りする。
上の地図のマークが今いる地点、この先は道がないように見えるが、実は秘密の道が続いているのである。
冒険の書③ 隠された道
一瞬行き止まりの工事現場をにおわせるような風景の脇に小道が存在している、さぁ入るぞ。
先日の台風の影響だろうか…道なき道の先には木々が倒れている。
冒険の書④ 蛇の木通路
基本こんなところを歩くのはせいぜい野生のタヌキくらいだろうか….意外と不気味である。
そしてダンジョンに入って中間あたりで怖くなってきた子どもたち『誰も最後尾を歩きたくない』という事案が発生、全員が前へ前へ行くものだから3人が団子のようになって子どもたちがパニック状態に(笑)
仕方がないのでとっておきのプレイリストをかけると、ウソのように前へ進み出す子どもたち。このプレイリストは他の子供にも効果ありな気がする。
冒険の書⑤ 時空の通路
そして獣道を突き進み、左右に広がる町並みをなんとなく見ながら
「この下の町も実は地図に載っていない知られざる地なのではないだろうか…もしこの崖から落ちてあの町まで転がっていったら二度と元の世界には戻ってこられないのではないだろうか…..」
年甲斐もなくこんなことばかりを考えながら、進んでいく。
いったいどこまでこのダンジョンは続くのだろうか….もしかして我々は目的とまったく別の場所にたどり着いてしまうのではないだろうか….そう思いかけた時
冒険の書⑥ 謎の罠
怪しさ100%の罠を発見した子どもたち….さすがの私も怖くなる….
冒険の書⑦ そして海へ
海へたどり着く….どうやらこの地図にないルートは正しかったようだ。
冒険の書⑧ 第2セーブポイント
江ノ島の見える丘でセーブポイント、私が小中学時代を過ごした場所。
冒険の書⑨ 光の砂浜
セーブポイントからしばらく歩くと、そこにはいろんな形の貝殻が落ちている。
そして今回の宝、シーグラスを手に入れた。
冒険の書⑩ 海に帰る
どうでもいいことだが…今回の冒険でやたら目につく息子のお気に入りのリュックは亀の甲羅である、こうして砂浜に立っているだけで龍宮城に1人で帰れなくなったただの亀にしか見えない。
冒険の書⑪ 鎌倉ものがたり
鎌倉ものがたりにも出た、江ノ電の線路。
なんども言うが右の少年は甲羅を背負ってしまっているため、まるで鎌倉ものがたりの河童である。
冒険の書⑫ 鉄道の見えるセーブポイント
本日最後のセーブポイントは江ノ電が見える公園。
冒険の書⑬ メモにあった建物を発見
従兄が描いた建物を発見、ゴールだ。
気がつくとあるき続けて6時間…..長い旅がようやく
冒険の書⑭ アイテムの調達
旅の終わりに今回頑張った報酬としてアイテムが手に入る。
なんかけっこう著作権的にヤバそうな指輪と吹き矢をゲットした、吹き矢は旅の最初に手に入れておくべきだったのではないだろうか…まぁいい。
その後鎌倉市役所の前からバスに乗って帰路に就いた。
冒険の書 まとめ
今回旅をした経路を帰宅後まとめてみました。
観光とはまた違う魅力を発見できる鎌倉のダンジョンはいかがでしょうか?
地図にない曖昧な道を行くのであくまで自己責任ですが(笑)
コメント
takayaさん
子どもさんたちにとって、とてもいい思い出になりますね。
きっとずーーーーーっと覚えているのでしょうね。
そしてまた、お子さんたちが子どもを連れて、
同じ場所を探検に…。
メモの建物も、駄菓子屋さんのくろぬまさんも・・・・
ずっとそのままありますように。
んで??
一番楽しんだのはお父さん!?
Michiko様、こんなに歩かされ恨まれていないか若干不安です(笑)そうですね、ずっと覚えてくれて私の孫を同じ場所に連れて行ってくれたらそんなに嬉しいことはないですよね(^ ^)
Michiko様さすがですww一番楽しんでるのは私です(笑)