今からちょうど3年前のハロウィンにベイダー卿が授業視察に来られるという珍事件が発生した。
そして、次々と学生をダークサイドの餌食にしていったわけだが……あれから3年………
再びハロウィンの日をめがけて、帝国軍が学校を支配したのであった。
AM 9:00 授業開始とともにベイダー卿はお見えになった。
そして何かを書かれる。
なんともゆるゆるだが、馬鹿にしているとすぐにフォースの餌食になる。
「いいかお前たち、本日ここは帝国のモノとなった、従って帝国の課題を行うがよい、逆らうことは許されない。」
「触るんじゃない」
「全員ノートパソコンでデジタル教材にアクセスし、ハロウィン特別課題をダウンロードするのだ」
「本日お前たちに与えられた課題は、ストームトルーパーをトレースし、大量生産を行うことだ、さぁ始めるんだ」
「Illustratorのペンツールで丁寧にトルーパーをトレースせよ」
そして逆らうことを許されず、黙々とペンツールの練習を行う学生たち。
銀河標準文字までトレースさせるなんて、なんて鬼畜なんだ….
全員丁寧にストームトルーパーが描かれていく……
ベイダー卿は遠隔でその様子を見守る。
「なに?飽きただと? 技術で築いた恐怖を過信するな」
こうして授業は続き、次々とストームトルーパーが大量生産されていくのであった。
という冗談はこの辺にしておいて、3年ぶりのハロウィンで意を決してベイダー卿になりました。
デザインを学んでいる学生たちなんだから、これくらい遊べる大人にならんといかんよ、私が身をもって示そうではないか(笑)
と思っていたけど、うちのクラスの学生たちの方がレベルが高かった…..担当しているイラストの先生も一緒に参加してかなりカオスな教室に、そこにベイダー卿が入ってますますカオスに…. あぁなんて楽しいクラスなんだろうか。
学生たちが楽しいんだか…自分が楽しいんだか、よくわからないですが(^_^;)でもやっぱり、デザインで人の心を動かす人になるっていうことは、これくらいユーモアのある大人たちが近くにいてもいいんじゃないかと思う今日このごろ。
以上、2018年ハロウィンは帝国アカデミーの様子をお届けしました(笑)
そして帰りがけにハロウィンケーキを買って、帰宅後も忙しいベイダー卿でした。
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