11月中旬、明け方の気温も下がり、早朝に窓を開けると冷たい空気が頬に刺さる。
これが毎年、研修の合図になっている。
もうコロナ以来、海外に行くことはなくなり、ニューヨークやパリの研修に行けるようになるのはいつになることやら。
そんなわけで、今年は国内研修に決定したわけだが、何気に僕は国内の研修旅行に引率をしたことがなかったので、若干緊張ぎみに旅の準備を整えていた。
割りと気力・体力を消耗した、京都・倉敷・直島・大阪、5日間の引率旅で、すべての記録をブログにツラツラ書いたところで誰得な部分もあるので、今回のテーマは『神様がいた隙間』をマニュアルカメラで撮影してきたので、旅で出会ったステキなアイテムと一緒に紹介していこう。
あっ…旅をしている間は↓こんなアドベンチャーな曲を聞きながら心が折れないように何キロも歩いていたのだ。
神様を見かけた景色 京都編
京都に来たのは、何年ぶりか…おそらく中学の修学旅行以来な気がする…昔の記憶と不一致な点が多く、唯一マンハッタンと同じ碁盤の目に広がる町並みだけは中学時代から変わっていなかった←当たり前
中学時代にはインターネットもスマホもない時代だったから、当然発見することもできなかった任天堂発祥の地に今回始めて行くことができた。
任天堂って実はカードゲーム(かるた・トランプ・花札)の製造からスタートした会社ということを、毎年授業で学生に話すと目を丸くしている。 若い時に仕事でお世話にもなった任天堂の発祥の地へ行けて、もっと任天堂が好きになった気がした。
京都に来たのだから、京都のインクを手に入れたいと思い、京都に古くからある文染 tag stationery shopさんへ足を運び、『京の音』を手に入れてきた、地元の文具店でも購入できるインクなのだが、京の音は京都で買ってこそ意味がある……気がしている。
神様を見かけた景色 倉敷編
倉敷という場所は人生で初めて訪れた地だったのだが…ここ美観地区の静かな路地には神様がたくさんいた気がした。
そんなステキな場所で、最高におしゃれなお店とアイテムと出会った。
林源十郎商店とThe Superior Labor の旗艦店、T.S.L Kurashikiの2店舗だ。
林源十郎商店、そこは木造三階建ての本館や母屋、離れ、蔵の四棟と庭を修復・整備した施設に8店舗が入居しており、その中の一つがT.S.L Kurashiki(ザ・シュべリオール・レイバー 倉敷)になる。
古き良きものを修復して「豊かな暮らし」を探求する店舗たちは、どこか懐かしく風情のある記憶を蘇らせてくれる。
T.S.L Kurashikiさんで一目惚れしたマネークリップ、倉敷ショップ限定モデルを今回は頂くことにした。
マネークリップとして使うというよりは、お気に入りの手帳と一緒に持ち歩くことでステキさが増す気がする。
終わりに
京都・倉敷での記録はこんな感じになるのだが、この写真たちもほとんどが学生が自由行動をしている束の間の時間に撮影している。
「海外研修の方が大変でしょ?」とよく言われるのだが、今回よくわかったのは、海外より国内のほうが俄然疲れることが判明した、なぜなら…海外は学生たちが未開拓の地で、無駄な動きをあまりしないので、相当なトラブルが起きにくい反面、国内は言葉も通じればどこでも行けるという自由度が学生たちのテンションを更に上げる為どうでもいいトラブルが増えるという結論に至った。
深くにも新幹線の中で、工程表を確認しながら眠りに落ちる姿を学生に激写され、今回の研修が終了した。
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