さて、ニューヨークはマンハッタン案内第二弾、前回はブルックリンから旅が始まり、マンハッタン最南端のバッテリーパークからソーホーまでをご案内してきた。
旅の雰囲気を一層盛り上げるラジオ番組
前回と同じくNY散策に最適な1920s〜1930s Jazzの海外ラジオは旅を一層盛り上げてくれる、無料なので是非かけっぱなしで記事を読んでいっていただきたい。
では、前回の最後にご紹介したソーホーから上に向かって進んでいこう。
映画にもたくさん登場するワシントンスクエア
ゴーストバスターズ2やウィル・スミス主演のアイ・アム・レジェンドなどにも登場したことがるので、みなさんもご存知かと思うが、映画のロケ地でもよく出てくる公園である。
アメコミならここ!! フォービドゥンプラネット
ワシントンスクエアから5ブロックほど上にあるユニオンスクエア フォービドゥンプラネットという日本のキャラクターからアメコミまでを幅広く取り扱うお店である。
フォービドゥン プラネット(禁じられたな星)というネーミングもまた良い。
ダイちゃんとの出会い
店内を物色していると、片言の日本語で
『ニホンノカタデスカ?コンニチハ!! ワタシハ ダイちゃんとイイマス!!』
と話しかけてくれた体の大きなお兄さん、彼は埼玉県で長らくホームステイをしていた経験があるらしく、身体がデカイので『大ちゃん』と日本で命名され呼ばれていたそうな、無邪気で日本のアニメが大好きな大ちゃんは日本のことがどのくらい好きなのかを熱弁してくれた。
なんで一緒に写真を撮らなかったんだろう…..それが一番の杭である。
NY生まれのデザイナーが学ぶパーソンズ スクール オブ デザイン
さて、フォービドゥンプラネットから西に2ブロックほど進んだところにあるのが、パーソンズ スクール オブ デザインである。 なかなか普通の旅行では行けない貴重なNYのデザイン学校なので少し中を見てみようと思う。
日本のデザイン学校とは学科編成も違い、より総合的にビジュアルデザインを学んでいるので、各々がやりたい表現を自ら見つけ、それを先生と構築していく方法を取っている。
学生と講師の見分けがつかないのも個人的にはけっこう好きで、海外の教室は講師と学生が対等な関係でやりとりをするので教壇などがない教室も数多く存在する。
お土産ならここで間違いなしチェルシーマーケット
さて、パーソンズをあとにして、ちょっと西の方へ5ブロック行ったところにあるのが、チェルシーマーケットと呼ばれる旅行者にも有名な大人気スポットの1つ。
長く続く通路にたくさんのお店が軒を並べている、NYに来てお土産を探すならここで大体のものが揃うかもしれない。
スパイダーマンの新聞社にもなったフラットアイアンビル
チェルシーマーケットを出たらパーソンズの方へ戻り、5Ave(5番街)通りを北上していくと見えてくるのが↑フラットアイアンビルである。 1902年に作られたかつてはNYの中で一番背の高いビルだった。
ここはみなさんご存知のスパイダーマン(2002年度版)で登場したピーター・パーカーが写真を持ち込む新聞社として使われたビルでもある、他にも数々の映画のロケ地として登場しているビルだ。
ブライアン ウィリアムズ&アソシエイト デザイン事務所
さて、ここからはセントラルパークに向かって19ブロックほど北上していこうと思う。
フラットアイアンビル横の5Ave(5番街)を歩いていると色々な風景に出会える、11月も中旬になるとクリスマスツリーなどの装飾が始まりより一層マンハッタンが輝かしくなる。
次に向かおうと思っているのはグランドセントラル駅というマンハッタンの中では一番大きな駅だが、その前に一件広告代理店へお邪魔してみよう。
ここも普通の海外旅行では絶対に行くことはないと思うが、BRYAN WILLIAMS AND ASSOCIATE(ブライアン ウィリアム&アソシエイト広告代理店)である。
マンハッタンにあるデザイン事務所に行く機会なんてそうそうあるものではないので、本当に貴重な経験をさせてもらった、残念ながら現在会社はなくなってしまったのだが、社長が私にくれた言葉
「自分の好きな事を仕事にできる人間が、この世の中で何人いる?その少ない人数の中に入っている僕らはラッキーじゃないか。」
って言ってくれたことを私は今でも大切にしている。
グランドセントラル駅
では、デザイン事務所を出てグランドセントラル駅へ行ってみよう。
ここはマンハッタン3大ターミナルの中でも一番大きな駅である、地下鉄ももちろんだが、市外へ伸びる路線もここに集結している。
ホームはすべて地下にあり44面67線と非常に広大な歴史ある駅の1つだ。
ここには面白い秘密が2つほどあるので紹介しておこう。
まずはターミナルの横にある通路の秘密。
ここは建物がアーチ状になっている構造上、対角線にお互いが立ち柱に向かって小声で話すと反対側に声が届くという、なんとも面白い現象が起きるのだ。
セントラル駅天井には星座が描かれているが実は地上から見上げた状態と真逆に描いてしまい、完成後に気づいたそう……しかしセントラルステーション側は『そうだ、これは神様から地球を見た星座にしよう!!』っというポジティブシンキングな秘密がある。
駅構内の地下にはフードコートも広がっており、色々なお店を物色することができる。
現在はまだターミナルの地下にあるのかが不明だが、日本にも進出してきた「SHAKE SHACK」バーガーもある。 SHAKE SHACKは2010年に初めて私が訪れたときには、まだユニオンスクエアガーデンの中にあった小さなハンバーガ屋だったのだ。
毎回お昼時になるとユニオンスクエアガーデンに長蛇の列が出来ていて、いつか食べたいと思っていたが、まさか数年後に日本にやってくるとは思いもしなかった。
アメコミならここも!! ミッドタウンコミックス
グランドセントラル駅を後にし、いよいよタイムズスクエアに向けて歩いていこうと思うが、その前に一件大きな書店がるので紹介しておこう。
ミッドタウンコミックスだ、マンハッタンの中では3店舗ほどあり上の写真にはミッドタウン タイムズスクエア店になる。
店内は私のテンションが爆上りになるアメコミだらけの天国だ。
タイムズスクエア
さぁ、いよいよ7Aveと45St・ブロードウェイストリートが交差する場所、タイムズスクエアへやってきた。
ここはもはや説明する必要もないであろうニューヨークを代表する場所タイムズスクエア、大型の液晶広告に囲まれた繁華街。 路上のパフォーマーやディズニーストア・トイザらスなどなど賑わいあふれる場所だが、残念なことにトイザらスは閉業しホリデーシーズンのみ営業しているという話だ。
今はもう見ることの出来ない当時のトイザらス店内はこちら↓
店内に観覧車まであり、なんて夢のある場所だったんだろうか………。
本日の旅はここまで、次回はタイムズスクエアを通り過ぎ北上しセントラルパーク周辺の美術館やアップタウンのスーパーをご紹介します!!
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