以前飼っていた熱帯魚、ミッキーマウスプラティが産卵し小さな子どもたちが平和に暮らせるようにサテライトという産卵ボックスを購入し、ネバーランドを作ってあげた。
その後子どもたちも段々と大きくなり、大人たちと一緒にエサを食べるようになったので、ネバーランドも終了の時期が近づいていた。
そして先日、キャンプの最終日に水槽を抱えた娘が車に乗り込む。中には小さなカエルがいるではないか!!!
『いやいやいやいや….カエルはうちでは飼えませんよ….』
といっても時既に遅し…さて…どうするか…この猛暑の中自宅の外でカエルくんを飼ったらきっとイチコロだろう….じゃぁリビングの魚と一緒に飼うのかい?どう考えても脱走するだろう….
そして脱走なんてした日にはママが発狂するのは間違いない。
色々と考えた結果下記のような非常に合理的な水槽のアイデアが思い浮かんだのだ!
↑こんな感じで、サテライトを水槽の内側に設置して両生類の住処として活用してしまえば良いのでは?という作戦である。
こうしておけば、水槽の水温をカエルの住処にもリンクできるため、適切な水温・気温を保つことができる、サテライトは蓋もついているため、カエルが脱走する心配もない!! なんて合理的な水槽なんだろう!!
これはもはや、アクアリウムのアパートではないだろうか!?
心のなかで勝手に興奮し、いつもどおり材料をそろえてサッサと実行に移す。
今回使ったのは隔離ケースというモノで、水槽の外側ではなく内側に設置して大人と同じ水質で壁だけを作ってあげましょう、というタイプのモノ。
アクリル板を水槽の幅に合わせてカットし、ドリルで穴を空けグルーガンで吸盤を接着。
サテライトの吸盤もアクリル板に吸着して、水槽の水位に合わせて隔離ケースを上下してあげれば、カエルくんの水位も選べるようにしてある。
全体がこんな感じになっている、もともとSサイズの水槽を使っているので、隔離ケースを合わせるとなんともコンパクトで可愛らしい。
彼はネットで調べたところ、ヤマアカガエルという種類で日本では北海道以外ごく普通にいるカエルのようです。
ちなみにこれは偶然ではあるが、水温を下げるために使用しているSサイズのファンがフィルターにピッタリフィットしたため、場所を取らずにフィルターから水温を下げられるという、これまた合理的な機能を実現。
環境が良いせいなのか、最近水草からなぞのツボミが生えてきた……ナゾクサである、花でも咲くのだろうか….それともただの葉っぱなのだろうか…..
『どうせならカエルくんに隠れ場所を』と思い、ホームセンターで買ってきた流木を入れてあげたら、超小型のスプラッシュマウンテンが完成した(笑)
イバラの茂みではないが、非常に気持ちの良い住処が完成した。
娘がピンセットを使ってエサを近づけるだけで警戒心もなくバクっと食べる、なんとも可愛らしい子だ。
この水槽….九龍城みたいになっていくのだろうか…
コメント