子どもたちもPCスキル必須な時代か..
2020から小学生のプログラミングの授業が必修になるという話を2~3年前から耳にするようになった。
『なんでだ? 日本で子どもたちにプログラミングを覚えさせ将来的にエンジニアを大量に育てガンダムでも作ろうというのだろうか?』
とは言え自分の子供たちも小学生なわけで、プログラミング教育がどういう意図なのかを調べてみると、どうやらエンジニアを育てるわけではなく、プログラミング的な思考を養うための教育ということらしい。
なるほど、確かに最近の自分が教えている18歳くらいの子たちをみていると、物事を考えるのに、ロジックな考え方で問題解決してくことが苦手な子が非常に増えたような気がする。
直感的は必要ない。パソコンの根本を理解させなくては..
まぁ何はともあれ、プログラミングを勉強するにしてもまずパソコンが使えなければ何も始まらない。
スマートフォンやタブレットは直感的に動いてしまうので正直根本的なPCの理解には直結しづらい、どうせなら直感的じゃないパソコンでキーボード・マウス操作を覚えさせるほうが良いと思って探し始める。
あとローマ字だ、ちょうど小学4年になる息子が徐々にローマ字を覚え始めているが、学校の教科書より私が開発したローマ字表の方が格段に覚えが早いのである。
よかったら無料で配布しているので是非お子さんたちにプリントアウトしてあげてください↓
さて本題に戻って、今回子供のパソコンデビューにふさわしいものとはなんだろうと色々考える、WindowsにせよMacにせよ投資資金がかなり必要なため、子供に新品を購入するには若干厳しい….
そこで以前から気になっていたラズベリーパイってどうなのよ?と思い1冊本を購入してみた。
ラズベリーパイとは?
ラズベリーパイとは、数千円で手に入る世界一小さなパソコンで、イギリスのラズベリーパイ財団が子どもたちにパソコンが勉強できるように開発したコンピューターを動かすのに必要最低限な機能を兼ね備えたものである。
こういう話になると、まず自分の親父に話せばなにかしらの情報が得られるため、ラズパイの話をしてみると…
『あるよ…古いのやるよ』
と既に所持していたのである(笑)…
さすがバブ・フリックだわ(笑)
これが世界最小のコンピューター、ラズベリーパイだ。
Amazonなどでも¥5~6,000の相場で購入できる、普通にWindowsやMacを買うと考えたら破格だし、子供の教育に使えると思ったら安い投資である。
難しいこと抜きにして、要はこの基盤に電源ケーブル・キーボード・マウス・ディスプレイ(家のTVでも大丈夫)を接続すれば良いのである。
もし色々と周辺機器を揃えるのが面倒な場合はスターターキットとして
↑ケーブルやケースなどもセットになっているのがあるのでこちらもおすすめ。
ものすごく簡単にラズパイを説明すると↑こんな感じです。
・microSDカード(8GB以上)
・HDMIケーブル(画面に映し出す用)
・USB⇔microUSBケーブル(電源用)
・キーボード
・マウス
・スピーカー(なくても大丈夫)
・ディスプレイ(家のTVでもHDMIケーブルが挿せればOK)
とりあえず、ラズパイ以外に必要最低限なものはこんな感じ、もしかすると家にあるかもしれない。
ラズパイってWindows? Mac?
さて、そこで疑問になってくるのがWindowsが動いているのか?Macが動いているのか?というところですが、ラズベリーパイはLinuxというOSで動いています。
ここだけ自宅のパソコンが必要になるが、windowsでもMacでも大丈夫なので上記のサイトから左側の【desktop and recommended software】をダウンロードしておく。
次に買ってきたmicroSDカードはそのまま使用できないので、FAT形式という形式にフォーマットする必要がある。【SDメモリカードフォーマッター】というソフトを使って簡単にフォーマットできる。
≫https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter/
フォーマットができたら、【Etcher】というソフトを使ってダウンロードしておいたラズパイのOSをmicroSDカードに書き込む。
≫https://www.balena.io/etcher/
書き込みが終わったら、microSDカードをラズパイの本体に差し込み起動すれば、無事にラズベリーパイのデスクトップが起動する。
これで子供用の入門パソコンが完成した!!
ラズパイは起動すると最初からゲームなども入っていてすぐに遊べるようになっている、さっそく息子はマインクラフトを見つけ出し遊んでいた。
もちろんプログラミングの学習ができるScratchも入っているから、プログラミングの勉強もすぐに始めることができるし、大好きなスターウォーズでプログラミングを学べるcode.orgで楽しそうにプログラミングの勉強をしている。
今回の入門キットでかかった費用
・Raspberry pi3 model Bのセット:約10,000円
・キーボード:約2,000円
・マウス:約1,000円
・microSDカード32GB:約1,000円
・Rassberry Pi 7インチ タッチディスプレイ:約10,000円
・スピーカー:約300円
合計2,4300円
子供用にノートパソコンはハードルが高すぎると考えているパパママには是非おすすめです(^^)
↓追加モニタースタンド(約3,500円)を買うと↓超かわいい子供用デスクトップの完成です(^^)
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