
娘がポケットの付いていない服を保育園に着ていくとき、ハンカチやポケットティッシュを持って歩ける小さなサイドポーチをママに買ってもらったようだ。
当然黙っていないのが息子である、上の子が買ってもらったものを欲しがる下の子ならともかく、妹が買ってもらったものを欲しがる兄。
小学生特有の「同じクラスの子もつけている」という無意味なプレゼンテーションを繰り広げ、俺もつけると言い出す始末。
「そんなもんはいらん、男は鼻水垂らしながらサッカーやってろ」と言いたいところだが、まあ無下に対応するのもなんだかかわいそうなので、とりあえずひっそりと調べてみる。

ふむ…ポケットポーチというのか…なるほど…
しかし……検索しても検索しても出てくるのはファンシーなカワイイモノばかり……なんだ? 男の子用のポケットポーチは存在していないのか?
これはいかん…男子の夢を叶えるポケットポーチを作らなくては!! (o゚Д゚)ノダーッ!
男もカッコよくハンカチを持ち歩くポケットポーチ作り

とりあえず使えそうなモノをユザワヤへ行って集めてくる。
コンセプトはスターウォーズ、ローグワンのようないつでも戦闘態勢に入れるサイドポーチである。

布はアーミーを感じさせるミリタリーグリーンの生地を使用して、コンバット感を出す。

サイズ感は大きくなりすぎず、子供がズボンにつけていても邪魔にならず落ちてこない重さで仕上げるので、だいたい15cm四方くらい。

これは100均で手に入る強力マグネット、このマグネットを縫い付ける段階でポーチの中に仕込む、詳しくは後ほど。

ポケットポーチに必要なバンドクリップもバッチリついています、付ける場所によってクリップを移動できるようになっている、クリップの下にはバンドを縫い付けてペンなどが挟めるようになっている。

付属品がつけられるように、ハトメをつける。 小学校に持っていくものだから基本はシンプルな使い方で、自分なりにアレンジができるように工夫。

さぁ素組はここまでだ、スターウォーズ 反乱同盟軍感をより出すためにアイロンプリントを使ってお父さんの本気を出す時間だ。

銀河標準のオーラべッシュフォントを使って、もちろん反乱同盟軍のロゴも忘れずに、アイロンプリントでしっかり布に貼り付けていく。
フタの右上にはペンライトやペン・ハサミなどなど自分で考えて入れるものを替えられるポケットフック付き。

バンドクリップのところだけ子供らしくC-3POとR2-D2が顔を出しています。これは偶然手芸屋さんで息子と見つけました。

中身はこんな感じで、着脱可能なパスケースも付いています。


昔息子が小さいときに作ってやった『スターウォーズ 超ギミックたっぷりのリュック』の時にも使った、引っ張ったら戻るキーホルダーリールをつけてPASMOも落とさず持ち歩ける。

冒頭で強力マグネットを縫い込んだのは、ここのパスケースを引っ張って離しても自動的にマグネットでポーチに吸い付くようにしてある。
マグネットが仕込んであるわけなので、パスケースに限らずマグネットにくっつくものであればなんでもくっつきます。

サイズ感もバッチリ、腰の横につけても後ろに回してもちょうどいい大きさです、フタはマジックテープ付きなので走っても中身は落下しないのだ、思う存分転びなさい(笑)

タオル・ティッシュが入るちょうどいい大きさ、携帯にはバッチリです。

さぁ、これで明日から同盟軍の一員となって登校するがいい、ミリタリーコンセプトなので汚せば汚すほど味が出てくるぞ!!
バリバリのスターウォーズロゴを一切使わずに、わかる友達だけがわかる超マニアックな反乱同盟軍のポケットポーチの完成だ。


パパのアイデア帳の記録から今回のポーチが空想メモから現実になりました。
コメント