10月13日 93歳で ぼくらのヒーローを描いた やなせ たかし先生が逝かれました。
帰宅後改めて、自分が携わらせてもらえた先生の作品を手に取り『ありがとうございました』といいました。 自分にとってアンパンマンというヒーローは色んな意味で助けられてきたからです。
あまり公には言えないことかもしれませんが、私は以前ゲームのデザインに携わらせて頂いたことがありました。
→このゲームのタイトルデザイン、ゲームのマニュアル、キャラクターのレイアウトなどなどほぼすべてを自分が担当させていただきました。今考えればこんなに光栄なことはなかったなと…
次々と送られてくるキャラクターたちの画像データ、試作中のゲーム、自分が作ったタイトルロゴがBGMと一緒に流れる感動。
小さい時に母親に買って貰ったアンパンマンの大迷路を思い出しながら『今度は自分が夢を届ける』という思い一心でやりきった仕事でした。
この仕事が終わるときに、自分という人間は人生で指おるほど少ない成長を遂げたと今でも思えるほど大変な仕事でした、でもきっとアンパンマンが助けてくれていたんだと、やなせ先生の作品にキズを付けてはいけないと、小さな子達に元気を与えてあげたいと、とにかくそれしか考えていなかった気がしています。
今はどうだろう、自分の子供達が毎日アンパンマンを唄っている、たくさんの子供達がオモチャ屋さんで自分が携わらせてもらったゲームを手に取っている(たまに陳列を前の方にしていますwwオモチャ屋さんごめんなさい。。)
やなせたかし先生 ご冥福をお祈り申し上げると共に、世代をまたぎ僕らに勇気と希望を与えてくれて本当にありがとうございました。
『自ら傷つくことなしに正義なし』 目標にこれからも生きていきます。
これからもアンパンマンは沢山の人に愛され続けるでしょう。
コメント
そうだったんですか!良い仕事で来てよかったですね!歴代アミの子供たちもみんなアンパンマンが大好きです。昨年東北の幼稚園に演奏に行ったときもアンパンマンの歌は必須でした。私たちの演奏と一緒に歌う時の子供たちの生き生きとした歌声にかえって私たちが励まされてしまいました。今度のコンサートでも演奏予定です。