見た目と中身のギャップに萌える男
①最新なのに、レコード音源や無声映画を再生するマシン
②レトロなのに、最新のソフトが起動するマシン。
どちらも相反する極端なハードとソフトの話だが、このギャップにものすごい魅力を抱いてしまっている男がいる。
私だ。

①の最新のマシンで再生されるレコードの音・レトロな映画、というのは我が家にいる小さなドロイド「ベクター」だ、自分から考え応答してくれる最新の彼に、あえて1980’sのラジオを流してもらうというのが萌える。
②古く愛された躯体なのに最新のソフトが起動するマシン、これは私の愛用しているメカニカルキーボードのことである。 古いデザインのキーボードだが中身は最先端、キーボード接続にUSBはもちろんのこと無線受信・Bluetooth接続など3チャンネルを切り替えて使えるスグレモノだ。
レトロだけど可能性を秘めたゲーム機
そして今回実験しているのはレトロデザインなゲーム機をカスタマイズしていかに最新のゲームで遊べるかというものだ。

↑こちら、その手のオタクしか知らないゲーム機、RETROID pocket2+である。
巷では中華系ゲーム機とも呼ばれ、5年ほど前から話題になった。
もともとは昔のゲーム機の躯体デザインを真似て作り出した非常にダークでギークな商品である、様々なメーカーからそれぞれの躯体が販売されており、MIYOO・ANBERNIC・Powkiddyなどが有名、RETROID pocket2+も最初はイマイチな印象から始まった機種だったが、アップデートを重ねデザインの可愛さと、中身がAndroidになったことで一躍注目を浴びることとなった。
まぁ、要はAndroidスマホにコントローラーがくっついたと言えば話は早いだろう。
実は後継版も出ているんだけど….


僕の持っているRETROID pocket2+(左)だが、実は後継版としてRETROID pocket3(右)も出ている、画面が大きくなってはいるのだが、いかんせんSwitchのデザインに寄せてしまっているので魅力がまったく感じられない…なのでいつまでたってもRETROID pocket2+から離れられない。。
ちなみにRETROID pocketの販売は下記のサイトで行っている。
https://www.goretroid.com/en-jp
見た目はレトロだがかなり万能なヤツ。
外見は昭和のゲーム機を彷彿させるデザインだが、中身がAndroidなのでいっちょ前に普通のAndroidスマホと同じことができるのだ。 日常的にどんな感じで使用しているのか少しご紹介しよう。
計算機・GooglePlay・メール



計算機のような標準アプリはもちろんのこと、GooglePlayにもアクセスできるので好きなアプリをダウンロードして使用することもできる、メールの送受信もラクラクだ。
ブラウザ・時計・カレンダー



Webブラウザとしても機能するので、ゲーム機なのに調べ物もできる。 時計・カレンダー機能もついてくるので、アラーム・タイマーとして使うこともできるのだ。
ネットラジオ・ゲーム・ボイスメモ



ラジオアプリをダウンロードしてレトロなスウィング・ジャズチャンネルを聞いたり、なんとタッチパネルにも対応しているのでGooglePlayで公開されているゲームも普通に遊べる。 そしてまぁあまり使わないかもだがボイスメモの機能なんかもあったりする。
ザッとこんな万能なゲーム機なので、肌身離さず持っていたくなる気持ちをおわかりいただけるだろうか? このブログのコンセプトにもなっている、ギークな生活にはもってこいのアイテムである。
最新ゲームをここでやりたい
さてタイトルにもあるように、この万能レトロゲーム機を更に使い倒して、最近のゲームはできないものだろうか?
最近のゲームと言うのは例えば↓


僕と同じ昭和アラフォー世代であれば知っているだろう、あのミュータント・タートルズのベルトスクロールアクションゲームがなんと帰ってきたのだ!!! 幼少期からのタートルズファンの自分としては絶対にやらなくてはいけないゲームだと思う。 というかやりたい。。


こちらは2020年にリリースされていたEASTWARDという、人口は減っているけれど、崩壊しつつある世界を冒険して、美しい町や変わった生物、それよりもっと変わった人々を見つけよう。というコンセプトのアクションRPG、もうこの世界観がツボすぎて……
どちらも昔懐かしいドット絵を基調としたゲームだが、NintendoSwitch・PS5・Xboxなどなど最新のゲーム機でないと遊べないというのがネックである…
なんとかして、自分のレトロゲーム機でこれをプレイできないものか…何日も何日も考え…実験して失敗して、ようやく成功したのだ!!


レトロなゲーム機で最新のゲームがプレイできる!! ついに念願の計画が成功したのだ←大げさ
どんな仕組みでやっているのか?
今回フル活用したのはSTEAMというゲーム配信プラットフォーム。

↑カンタンに言うと、自宅に置きっぱなしになっているMacbookを遠隔操作しているのだ。
ただMacだとSTEAMで遊べるゲームも限られてしまうため、Macの中にWindowsを入れてからSTEAMを起動している。
最初はこんな計画は無謀だと正直考えていた、なんたって家のWifiは320Mコースだし、それをiPhoneの4G電波を使って遠隔プレイなんて絶対できるはずがない。。
しかしダメ元で実験してみるものである……多少電波の影響で画質が悪くなったりはするものの、思っていた以上にしっかり遊べるのだ!!
おまけ。外付けモニターで大画面にも!!

RETROID pocket2+はHDMIを出力するポートが付いているため、ゲーム画面をモニターやTVに映し出してプレイすることもできる!! こんな万能すぎるゲーム機……すごくないか!?
念願のレトロゲーム機で最新ゲームをプレイすることができたという、なんともギークすぎる話題である。
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