ケメックス(CHEMEX) それは1941年に誕生したアメリカのコーヒーメーカーである。
ドイツ生まれの科学者、ピーター・シュラムボーム博士が考案したコーヒーメーカーで、NYのMoMA美術館にも永久収蔵されている。
日常的に博士が使用しているフラスコをコーヒードリッパーの代用として出来上がったところから、まさに実験室生まれのコーヒドリッパーということで自分にとってはツボ以外の何物でもないのだ。
そんなケメックス(CHEMEX)が我が家にやってきたのだ。
旧コーヒーメーカー
子育てで忙しすぎる毎朝に、しばらくはインスタントコーヒーで何年も過ごしていたが、段々と時間をかけてでもドリップをして少しでも朝のテンションを上げた方が良いうという夫婦の結論から、ちゃんとドリップするようになっていった。
↑そして先日、家にあったオールインワンのトースター&コーヒーメーカーを私の父が引き取ることになり、コーヒーポッドも一緒に引き取られることになったため、新しくコーヒーメーカーが必要になった次第である。
ケメックス(CHEMEX)
↑三角フラスコをモチーフにしたデザインで、ドリッパーとサーバーが一体化している合理的なデザインが魅力である。
ケメックスのコーヒーメーカーには種類があり、今回購入したものは【3CUP クラシック ケメックス】という440mlの小さなタイプで、夫婦だけで楽しむには丁度よいサイズである。
他にも【6CUP クラシック ケメックス】【8CUP クラシック ケメックス】【10CUP クラシック ケメックス】が存在している。クラシックとデザインは同じだが、【ハンドブロウン】というシリーズもあり、こちらはアメリカの職人がハンドメイドで制作しているものもあり3・5・8・13カップがある。
他にも【グラスハンドル】という取っ手がついたタイプもあり、3・6・8・10カップがある。
フィルターも専用だが味が格段と違う
汎用のフィルターも使えないことはないかもしれないが、ケメックス専用のボンデッド ペーパーフィルターを使うと味が格段と違うので、おすすめである。
ケメックスのアクセサリーもカワイイ
コーヒーメーカー用ガラスフタやクリーマー&シュガーセットもデザインの統一感から欲しくなってしまう。
肝心の味は…
いつもと同じコーヒー豆を使っていたが、フィルターの紙厚もあるためお湯がフィルター内に溜まっている時間が長いということもあり、雑味がなくコクが深く『あぁ….美味しいコーヒーを飲んでるな』という印象である。
まさかサーバーとフィルターを変えるだけでこんなにコーヒーの味が変わるとは、、正直驚きである。
朝の一時が楽しくなりそうなケメックスとの出会いである。
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