先日コンビニで買い物をしていたときこんなものを見つけた
「おうちでできるプチ研究シリーズ 色が変わる水」 なるほど、世の中は夏休み 夏休みの自由研究でネタが見つからない子どもたちへのお助け実験キットが売っているわけだ。
うちの子供たちは自由研究は他のテーマでやっているが、子どもたちがやりたいと言うので、まぁ変なガチャをやるよりは勉強になるだろうと思い購入してやった。
やり方はいたってシンプルで、
①キャベツ色素(アントシアニン)のパウダーA液
②クエン酸のパウダーB液
③重曹のパウダーC液
を作って、BとCにそれぞれA液を加えて何色になるか?っていう実験ができるのである、誰もが小学校の時の理科の実験で経験した懐かしい実験である。
とりあえずマニュアル通りにやってみよう
まずはマニュアル通りに3種類の粉を水で溶いて、それぞれの液体を作り混ぜてみる。
↑突然現れたの試験管の登場だが、娘のお花を飾る花瓶代わりとして我が家に存在している。
クエン酸を入れたB液は赤くなり、重曹が入ったC液は青くなる、大人は誰でも記憶しているようなことでもあるんだけど、純粋に液体を混ぜて色がつくと不思議とテンションが上がるものである。
ただこの後….赤=酸性 青=アルカリ性という今まで当然だと思っていた私の記憶を超える出来事が実験中に起きたのだ…..
液をカスマイズしてみる
続いて出来上がったBとCの液体を混ぜ合わせてみると…
『プシュゥゥゥゥゥゥゥ!!』という音を立てて試験管が鳴り始める( ゚д゚) (‘O’*) 子どもたちもビックリ、そのまま漫画みたいに爆発してしまうんではないかという焦り….
B液のクエン酸とC液の重曹を急に混ぜ合わせるとシュワシュワと泡立つのである。
↑これは以前バスボムを作ったときに同じことをやっていた、バスボムはクエン酸と重曹を混ぜて、少しだけ水を加えて型に入れて固めるという方法で作れるのだ。
家にあるものは割と酸性
続いて家にある色んなもので実験してみる。 キャベツをすりつぶしたもの、お酢、ハイター、石鹸などなど慎重に色々な液体を試してみるも
割と家にあるものって酸性が多いような結果に。 卵白やヨーグルトはアルカリ性なので青く変化するみたいだがちょうど家になかった…
最後の実験で新しい色発見!?
最後に洗濯によく使うオキシクリーンを試験管に入れ水を入れてみると
『えっ!? なんか温かい….』
試験管がほんのり温かくなって、パニックになる子どもたち、いやいやいや…..あなたたちいつも上履きをオキシクリーンで洗うときに少し温かくなるじゃないですか(^_^;) 試験管になるとなんで急にパニックになるのよ(笑)
そして残ったA液のアントシアニンを入れてみると
緑になってから試験管を振ると黄色くなった!!! 青か赤かしか考えていなかったのに、突然の違う色が出てきて驚く子どもたち
「爆発する!!!!( ゚д゚) (‘O’*) 」 しません。
なんとも実験らしい実験ではないか、オキシクリーンは弱アルカリ性なので青→緑→黄に変わってくるみたいだ。
手作りのメモ帳に研究結果をまとめる娘、宿題じゃないけど楽しい実験ができて楽しかったですな!
プラコップでもできる手軽な実験だけど、あえて試験管にすることでもっと楽しく勉強できそうな夏の実験であった♪
これはもしかすると、魔法のジュースやかき氷が作れるのでは!?
実験が終わってブログにまとめていて気がついたが、要はアントシアニンで液体を作って、そこに食品用重曹やクエン酸を加えて色が変わるという原理を使って、飲み物やかき氷のシロップを作れば魔法のジュースやシロップができてしまうんではないだろうか?
と思って調べるとYoutubeにあった、そりゃそうか(笑)マロウブルーから色素を取り出して、レモンを加えると色が変わるという可愛らしいレモネードが作れるようだ….これは楽しそうだ。
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