昨年秋に冒険した地図に乗っていない大冒険をした親子ですが
春の訪れがなんとなく見えてきて、また「あの場所へ行きたい」と子どもたちが言うので、あの不思議なダンジョンへ親子3人で繰り出した、花粉症なのに。
どうせ冒険をするなら『何かテーマを作って歩かないと面白くない…』と勝手にテーマを作り出す父親。
①面白いものを拾う
「汚いから拾うんじゃない!」といつも言っているが、たまには子供が発見している道端に落ちているものを観察するのもありなんじゃないだろうか…犬のウンコとかじゃなければ今日は拾ったものを集めるというテーマ。
②道端に咲いている花を片っ端から写真を撮る
娘が人並み外れたお花好きということもあり、娘が花を見つけると「これ撮ってー」と片っ端からカメラロールに収めていくというテーマ。
後日これがけっこうおもしろい感じになります。
上記2つのテーマを掲げ歩き進む親子。
辛い花粉症と戦いながら散歩の記録を書き留める私、天気は快晴…だが花粉が酷いのだ、『なんでこんな日に散歩に出てしまったんだろう』という少しの後悔を抱えながら歩く。
さぁ今日も不思議なダンジョンの始まりだ。
塚森のような隠れた道の入口を入っていく、記事後半の動画にも出てきます。
歩き進めると道の途中確かになにかが書いてある石碑の存在、今回も気味が悪くて面白くなってきた。
そして好奇心が悪夢を呼ぶ
以前通ったダンジョン(赤い線)はレベルが初級でもクリアできると思い、なんとなく現れた別れ道で前回とは違う道(緑の線)を選択し大変な目に合う。 ↑上記オレンジの線は後ほど理由を説明しよう。
途中から道は消え明らかに草をかき分けて進む。↑こんなヤバイ木が何本も行き先を妨げている…..これはかの有名なイバラのしげみというヤツではないだろうか….うさぎどん、助けてくれ。
とにかく通り抜けるために足でイバラを踏み道を作って、子どもたちを抱え進む、いいぞ経験値が上がっている←とんでもない親だ
「パパ〜ここ怖くて通れないよ〜….」
「いけるいける、しゃがんで進みなさい」
そう言いながら子どもたちを先に通させるも….
これ…
杉じゃないですかね….. 杉ですよね? みなさん。
こんなところ潜ったら花粉症の私はピークを通り過ぎて顔が爆発してしまうんではないだろうか… こわい。。
涙と鼻水にまみれ、ようやくアスファルトの壁が見えてきた、さきほどの地図をもう一度出すと
このオレンジの部分ががけ崩れ防止の壁(擁壁|ようへき)である、私達親子はこのようへきの裏側にどうやら出てしまったようだ….
↑こういう壁の裏側に出てしまったのだ…..この壁がいったいどこまで続くかもわからず、引き返すこともできず、、とにかく半ばやけくそで進み……突然現れたのは民家の裏庭のようなところ…
住人のおばあさんもビックリだ…なんでこんな壁の向こう側から、葉っぱまみれの子どもたち2人とおっさんが突然出てきたんだと…..
『出られた…』そんな安堵感から腹が減り、道端の階段で昼食、もうこれを冒険と言わずしてなにを冒険というのだろう。
そして歩き進めること30分、ついに海が見えてきた。
ここからは鎌倉の海岸線を一望できる私の好きな場所の1つである。
さぁ海に出て休憩だ、まだ少しお腹が減っているのでトンビを気にしながらご飯を食べていると、サーファーのおじさんが教えてくれた秘密の場所
「ここに座ってごはん食べればトンビに絶対狙われないよ、いいとこだろ?」
すごく良いところを教えてもらった。
そしておじさんは波を見つめまた海へと繰り出していった。
ありがとう海の守り神。
こうして我ら親子の大冒険は6時間近くで幕を閉じたのだ。
ダイジェスト動画
この日 私が手に入れたモノ
今回の私がミツケタ宝はこれだ、ずっと探していたブリキの船『ポンポン丸』、あのジブリ映画 “崖の上のポニョ” で宗介が持っていたポンポン船である。
ろうそくに火をつけて熱の力でポンポン音を立てながら進んでいく最高に可愛いおもちゃである。
さて、今回のテーマであった
①面白いものを拾う
②道端に咲いている花を片っ端から写真を撮る
はどうなったのか?
それは “後編” でお伝えします。
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