僕は昔から8Bit音源が死ぬほど好きな人間である、8Bitというのは俗に言うピコピコ音、いわばファミコンやゲームボーイの様な音源のことである。
思えば小学4年生、人生で初めて買ってもらったゲーム機はゲームボーイ。
そのゲームボーイのSUPER MARIO LANDのエンディングがひたすら聞きたいがために全面クリアし、それをエンドレスで流し続け、勉強の作業用BGMで流していたところ、親が来て容赦なくスイッチを切られたというショッキングな思い出がある(笑)
そして親父の持っていたシンセサイザーのお下がりで遊び、自分だけのゲーム・ミュージックを作曲することに没頭していた時期もあった。
そして、そんな幼少時代の思い出を再燃させるかのようなオモチャを発見してしまったのだ!!
Teenage Engineeringというスウェーデンのメーカーが出している、ポケットオペレーター POシリーズというアイテムだ。 それぞれ内蔵されている音源や機能が違い、その中から今回例のピコピコ音を鳴らすことができるPO-20とPO-28を購入してみた。
この基盤むき出しで、触れるのに若干抵抗がある姿だが、まさにギークな10代のオモチャを代表するかのようなカワイイデザインだ。
パッケージはこんな感じで、お菓子の箱のようにピリピリと開封する、なんかちょっともったいない気もするが、開封しなきゃ使えないのでピリピリします。
取り出すとアルカリ乾電池(別売)を2本用意して、後ろの電池ボックスにセットします、ちなみに上のフックパーツは取り外してもOK、もったいないので今回はそのままです(笑)
電池の上には左右両方にイヤホンのジャックが付いているが、左は入力で他の機種と連動させたりできる、右は出力なのでイヤホンを繋げたりスピーカーに繋げて音を出すことができる。
もちろんイヤホンやスピーカーがなくても、本体にスピーカーがついているので何も持っていなくても音が出せるスグレモノ、しかもこのスピーカーの性能が想像以上に良く非常にキレイな音で再生してくれるのだ(動画参照)
クリップみたいな部分は、パタンと上に倒せば置型スタンドになるように設計されている。
この手のひらに収まるサイズの中に、とんでもない量の機能が収まっているというのだからギークなおっさんにはたまらないアイテムだ、なんなら首から下げたまま出勤しても良い。
↑これはPO-20に同梱されていた説明書(日本語)基本的には
・液晶画面(モノクロ)
・回せるノブ×2
・23個のボタン(LED付)
このパーツの組み合わせで、作曲していく感じになる。
ものすごく簡単に説明すると、1〜16のボタンは音を出したり、音を登録したりするのに使い、右端に4つ上に3つ並んでいるボタンは、音を再生・停止したり、押しながら1~16のボタンを組み合わせるような、Macで言うコマンドキーやWindowsで言うコントロールキー的な約役割になっているようだ。
またボタンを押しながらノブを回すことによって、音のテンポやピッチを変えたりすることもできる。
まぁ記事で書くより、動画を見てもらったほうが一目瞭然かもしれない(笑)
これはPO-20を操作している動画になる、アーケードゲームの音源がこの中に詰まっているからもうワクワクが止まらないのだ…
動画では簡単に作曲をしていっている、soundボタンを押しながら音源を選んで、赤いLEDが流れている1小説の中のどこで音を挿入したいか1~16のボタンで決めていく、慣れると恐ろしいほど簡単にできる。 そして長時間没頭してしまう。
右端のFXボタンを押しながら1~16のどれかを押すと、エフェクトが追加されるので作曲した後に自分で雰囲気を変えて楽しむこともできる。
こちらはPO-28、PO-20とボタンの使い方はほぼ一緒ではあるが、どちらかというとパターンを登録して動画のように自分でリアルタイムに作曲していくのが面白い。
如何だろうか? こんなに小さくて無限に遊べそうなお手軽シンセサイザー。 是非このクリスマスに誰かへのギフト、自分へのご褒美で一つ買ってみては如何だろうか?
おまけ
PO-35 speak・PO-33 K.O! という、外の音をマイクで収録して音を作れるという非常に興味深い、、買わないように気をつけているが…多分買ってしまう気がする…
だって…おそらく、ファミリーマートの入店音を録音して、作曲できちゃったりするってことですもんね!? たまらない。。
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