スターウォーズが大好きな本当の理由。 『みなさまありがとう、また1つ歳を取りブログも10周年を迎えました』

X-WINGマイクロマシン

いつもいつもスターウォーズネタばかりを呟いているこのブログ、みなさんもお付き合いくださってありがとうございます。

スドウ創太イラスト

9月2日で36歳になり、たくさんの暖かいメッセージ本当にありがとうございました、今年もスドウ創太から最高なイラストをいただきました、本当にありがとう!!

そして誕生日前日に、小さい時から夢だったスターウォーズ コンサートへ行くことができました!!

スターウォーズ コンサートへ

人生でもう観られないかもしれない『新たなる希望』を大スクリーンで、しかもオーケストラで聞けるなんて♪

スターウォーズ スタンプ

会場に入ると、様々なスターウォーズイベントがやっていました。スタンプやテンプレでお絵かき、フォトスポットなどなど

↑ミニコンサートもやっていました、1回目は金管楽器の演奏、2回目は弦楽器での演奏でした、息子はヴァイオリンを習っているせいかヴァイオリンの”王座の間”に釘付けになっていました、いつかあのオーケストラの中に入って演奏できるくらい頑張れりゃいいんだけど(^_^;)

スターウォーズ コンサート ワークショップ

限定のピンバッジもゲットし、いよいよ会場へ。

スターウォーズ コンサート会場

緊張が隠せない状態で席につくとまずリュックから取り出すのはタオル……そう私は確実に泣くのである。

 

そしていよいよ始まり、私の涙腺を最初から崩壊させたのは、20世紀FOXファンファーレから始まるというところ…僕らが知っているスターウォーズはここからスタートしてこそ初めてスターウォーズなのである↓

ディズニーロゴからだろうな〜って思っていたら、このファンファーレから始まりもう涙だか鼻水だかよくわからない状態へ。

しかし驚いたのはオーケストラのはずなのに、映画と一寸の狂いもないため気がつくとBGMのように聞いてしまうほどピッタリと合っていました。

終始タオルを片手に観たオーケストラは本当に最高でした。

 

 

 

 

 

スターウォーズと僕の36年間

それにしてもスクリーンに映し出されたロゴ、流れ出すイントロ、垂れ流しの涙(笑)一見周りから見ると「この人大丈夫なんだろうか….」というくらい泣いてしまう自分(^_^;)

X-WINGマイクロマシン

実はこの冒頭から泣いてしまうのには、僕がスターウォーズのことが本当に大好きな理由があるのです。

 

 

 

36年間をちょっと振り返ってみる

誕生日も迎え&ブログ10周年ということもあり、なぜこんなにスターウォーズが好きなのか、そして9歳のころからスターウォーズの世界にどれだけ自分が助けてもらったのか、良い機会だったので今日はそんな理由を私のどうでもいい生い立ちと共にまとめてみました(笑)

 

 

9歳の僕

今から振り返ること27年前、小学校3年生(当時9歳)の時にスターウォーズに出会いました。 それまではスターウォーズがなんなのか、ダース・ベイダーやライトセーバーの存在すら知らない、仮面ライダーも戦隊モノも観ない、ただひたすらミュータントタートルズだけをこよなく愛する変な子供でした。

将来の夢はニューヨークの地下に住むこと。

そんな変な少年がスターウォーズと出会ったのは銀座の博品館というオモチャ屋だった。

←コレです。

このオモチャを手に取り雷に打たれたような衝撃が走った。一番右側の戦闘機X-WINGを見て『こんなカッコイイ戦闘機は見たことがない』と感動して、

そこから僕と父はスターウォーズの世界へと飛び込んでいったのです。

まぁ正確に言うと僕が勝手にのめり込んでいき、自分でアルバイトするまでは父が色々と買ってくれた感じですが(笑)

スターウォーズコレクション

いつだってビデオを持ち出してスターウォーズを観る、小さい時には気づかなかったセリフの意味が年齢を重ねるごとに解決していく、僕は人生の大半をスターウォーズに託しながら生きてきた気がする。

 

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉①

ちょうどそんな歳のころ、ある日突然母親が家を出て行った、祖父母や親戚が来て何か話し合っていた、今思えばおそらく大騒ぎになっていたんだろうが、僕は怖くて仕方がなかったのだ。

運命は変えられないの、夕日が沈むのを止められないように

これは、後に観たエピソード1のアナキン・スカイウォーカーのお母さんシミ・スカイウォーカーがアナキンに伝えた言葉だった。

 

出て行った母親はもしかしたらこう言いたかったのかもしれない…きっとそうだ、ジェダイになる為に母親との別れは必要なんだと、子供なりの持論で思い続けるとなんだか怖い気持ちも勇気に変わる気がしていた。

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉②

学校で整列すると前から4番目、小学生の時から背が小さかった自分は、ヨーダが言ったこの言葉をいつも心に思っていた

わしは小さいから弱いか?

背が高くてかっこいい男になりたい…でも小さくてもすごい人はいる、そう…ヨーダのようになるんだ。 そう思い続けてさほど背も伸びず社会人になった今でも小柄な私である。

 

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉③

中学の頃にあった出来事。 体育の時間に忘れ物を取りに戻った時、誰もいなくなった教室でクラスメートがボコボコに殴られていた。

そのまま見過ごして授業に戻ることもきっとできたんだと思うが、そんな時に大好きなオビ・ワン ケノービの言葉が頭をよぎる

自分が正しいと思うことをしなさい

やめとけば良かったのか…そのボコボコの真っ最中に止めに入ってしまった、当然だがその次の日からのターゲットは自分である。

祖父母に育てられた自分は、こんな情けない話しはできないと誰にも話さず、当時の自分ではこの状況から抜け出す術もわからず、本当に死にたいほど辛かった時期があったが今思えばオビ・ワンは正しかったと言えるだろう(笑)

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉④

そんな最悪真っ最中の自分、もう誰も助けてくれない、逃げることもできない説破詰まった自分が向かったのは担任ではなく国語の先生だった、当時ハゲ頭で車のナンバーが193だったので、みんなに一休と言われていた(笑)

我々が考える真実のほとんどは自分の見方で変化する

このオビ・ワンが言った言葉とほとんど同じことを一休先生は自分に教えてくれた、いじめられているという事実は変えられないけど、いじめられない生き方は自分の見方次第で変わる、ここから自分の人生が一転したのは本当に忘れない。

 

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉⑤

そんなことがあってから、ダークサイドというものを意識するようになった

惑星ダゴバでのルークとヨーダのやりとり

 

フォースには暗黒面もある 怒り 恐怖 敵意 それが暗黒面だ

いじめるヤツらに対しての怒り・恐怖・敵意こそが暗黒面なんだと…

暗黒面の方が強い? いや、そうではない。入りやすいのだ。

そう、いじめられている事に対して恐怖を感じて怒りに身を任せるのは意外と簡単な道なんだ、そうじゃない考え方をしなくちゃいけないとアホみたい考え続けた夜があった。

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉⑥

父の会社が倒産し家族がバラバラになった高2年の夏、夜中に独りでいたアパートへ借金取りがあらわれた高3の夏。

帰っても独りだし、怖いから帰る意味もなくギターを持って駅で唄う。

端から見れば不良集団と思われていたんだろう路上で唄う仲間達が大好きだった時、酔っぱらった客に言われた言葉

「お前らみたいなヤツが将来立派になれる確立なんてないと思え!!」そう言われた自分がとっさに言い返した言葉

確率なんてクソ食らえ!!

俺今ハンソロっぽかったぞ!! そうだ俺はならず者と呼ばれても別にいい!! と思った矢先におまわりさんに補導された(笑)

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉⑦

そして時は経ち社会人になって間もない頃、こんなデカイ仕事できるわけないじゃないですか…という状況に出くわしたときに思い出した言葉。

サイズは何も違わん。そう思い込んどるだけだ。

ヨーダの言葉が心に刺さった。 そうか…仕事に大きいも小さいもない…期待されるから依頼されるんだ、大きいと自分で思い込んでいただけなんだ…

そう思って踏み込んだ仕事は、先輩達に見守られながら成功した。

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉⑧

会社で徹夜が続き、髪はボサボサ、髭は伸び続け、どんなに頑張ったって周りのデザイナーに勝てない…憧れていたデザインの世界とはほど遠いボロボロになった自分。 このままずっと寝ずにやったって勝てない、そう思っていた時にデスクに置いてあったミレニアム・ファルコンを眺めて思い出した言葉

外見はボロだが中身で勝負だぜ!

そうか、ボロボロになってるけどコイツは銀河一早いミレニアム・ファルコン号だ、俺は自分にしかできない中身で勝負すればいい他のデザイナーにできない自分にしかできないことで勝負しよう。

そう思ってから自分にしかできない同僚のPCの修理をしたり、先輩のデータを復旧させたりしたことで新しい自分を切り開いていった。

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉⑨

社会人になって5年ほど、今までに経験したことも習ったこともない仕事をやることになり、理不尽さに納得がいかず仕事に失敗することだけしか考えられなくなり現場から飛び出し公園で頭を冷やしに行った時に思い出した言葉

違う!やるか、やらぬかだ。ためしなどいらん

『やらない』という選択肢がないわけではない、会社を飛び出して辞めるという道もある、でもやってみて失敗してから辞めればいい。

そう思って挑んだが無念にもストレスで手の皮が剥がれ禿げたのも良い思い出である、最後の最後で社長は助けてくれたが今思えば社会人として必要になる基盤をたたき込んでくれたんだと思う。

 

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉⑩

初めてパパになった日に息子を抱いて思ったこと

お前の父はワシだ

ダークサイドに堕ちているんだかいないんだかわかりませんが、とにかくこの日からジェダイを育てる気満々だったことは間違いない。

 

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉⑪

教師になって7年の冬、自分が教えるということにひどく自信を失った時があった、そんな時にヨーダが教えてくれた言葉

今まで覚えたことを全て忘れるのじゃ

今までの先生とはこういう人間で、こういう生き方をしていくもの、そんな自分の固定概念を捨てることで次の新しい何かを見つけるきっかけになった。

そして先生になって10年、ヨーダから教わった新しい言葉

失敗こそ、最高の師となる

自分の失敗したことを人に教えていけばいい、それが最高の教育だと。大人になった今でもヨーダから大切な教えをもらっている。

 

 

 

 

人生を救ってくれたスターウォーズの言葉⑫

親から教えてもらえない大切なことをたくさん教えてくれた叔母が先日亡くなった、お寺巡り・ハロウィンの行事・ピアノ・暑中見舞いの絵の描き方・チャンスの神様が前髪しかない話、本当に今でも大事だと思える言葉をたくさん教えてくれた叔母が亡くなり、ずっと会っていなかったがやはりお別れは悲しいものである。

死は生きることの一部だ。

そうヨーダが言っていた、死は避けられないが叔母はきっとたくさんの人に心に残る言葉を残し、たくさんの人に元気をくれた人だったんだろう。

 

 

 

 

 

 

そして36年経った

そんな色々あった人生前半戦、振り返ると一番大好きだった時間は父親と一緒にスターウォーズの世界にいるときだった。

ゲームをしたり、オモチャを買ってもらったり、映画を観に行ったりとにかくその時間なら辛いことを忘れることができた。

 

 

そして1997年『スター・ウォーズ 特別篇』が公開された時、1人で東京に出たこともなかった自分が必死に東京へ向かい、仕事帰りの父親と新橋駅で待ち合わせ向かった映画館で観たスクリーンに映るあのロゴ、あのイントロを聴き、いじめられていたことも、親の離婚も、お先真っ暗な辛い毎日も、父親とスターウォーズを観ているこの時間が忘れられない幸せな時間だった、だからきっとあのイントロを聴くと自然と涙が出てくるんだろう。

 

その時に買って貰った三部作のメトロカードと記念メダルは今でも大切な宝物である。

 

 

 

 

人生がいっぱい詰まった映画、これが僕のスターウォーズが大好きな本当の理由である。

X-WINGマイクロマシン

父親と作ってきたスターウォーズは、次に自分が父として息子と作っていくスターウォーズに。

 

そして36歳の私と、10周年を迎えたモノストックブログをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 36歳のお誕生日おめでとうございます!
    そして、
    ブログ10周年おめでとうございます!

    Takayaさんの、壮大な旅の足跡を、
    楽しく読ませていただきました。

    いろいろなことがあって、
    今のTakayaさんがおられるのだな…と思いました。

    マスターヨーダからすると、
    私たちが生きられる年数は短いかもしれませんが、
    短いながらも、マスターヨーダの教えを身に染みさせたいなと思いました。

    なんか、上手に表現できないのですが…。

    全てにおめでとうございます!!

    • Michiko様 ありがとうございます、ちゃんとヨーダの教えに従って生きていれば良いことも悪いことも含め幸せを感じられるようになるんだな〜っとようやくわかってきた36の未熟者です(^_^;)
      26歳からブログをリニューアルして早10年、こうやって楽しく記事を書かせてもらえるのも、温かいコメントをくださるMichiko様のお陰です、本当に励みになっています!!
      これからも宜しくお願い致しますm(_ _)m

  • 息子のハロウィンのコスチュームをダースベイダーで手作りしようと検索してたどり着いたブログでしたが、たどり着けて良かったです。この日記、涙でぼろぼろになりながら読みました。

    大好きなSTAR WARSを5歳の息子も大好きで観ています。これからの長い人生の中で彼もきっと拠り所を見つけながら過ごしていくと思います。STAR WARSがそんな拠り所の1つになるんだろうな、と嬉しくなりました。

    • tomoringo様 ご返信が遅くなってしまい申し訳ありません!! すごくじっくり呼んでいただけたことだけで私は本当に嬉しいです!!
      5歳の息子さんということは、うちの娘と同い年ですね(^^) tomoringo様みたいなスターウォーズファンとこれからも一緒に子育てできると思うと私も非常に励みになります!!
      これからも是非モノストックブログを宜しくお願い申し上げますm(_ _)m

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