トイカメラで『いつかの記憶』を撮ることに完全にハマった話(通勤の荷物が減らないシリーズ)

MINOX DCC 5.1

懐かしのトイデジを常に持ち歩く

出勤の荷物が減らない件で本当にいるものなのかどうかを、一つずつ記事にしながら判断するシリーズが始まったわけだが、まず第一弾としてトイデジの話をしていこうと思う。

トイデジとは一昔前に流行った、オモチャに近いデジタルカメラのことである。 流行ったカメラとしては、HOLGAやVivitar・デジタルハリネズミなどがあるが、とにかく安っぽい作りでエモい写真が撮れることで人気を集めたカメラである。

今では需要もなくなってしまったため、生産を終了しているかものすごくプレミア価格になってしまっているものも数多く存在している。

お気に入りのトイデジ minox DCC Leica M3

そして私も当時その流行りにバッチリ乗っており、minoxというドイツ製のクラシックカメラ風デジタルトイカメラに一目惚れをし、数万というトイカメラらしからぬ値段をはたいて、大事に使っていたのだ。

↑その時々で変わる風合いが大好きで、いったい何万回とシャッターを切ったことだろうか…四隅が暗くなるケラレという効果も含めてものすごく気に入っていたのだ。

突然の故障、そして修復

そして10年ほど使い倒し、ついに故障してしまった。

もうどうせ動かなくなってしまったのなら、一度原因をちゃんと調べて直ったら吉だなということで、分解を試みた。 案の定シャッターボタンの電子パーツが壊れていたため、同じ形のスイッチをネットで探し回る、そしてたどり着く『表面実装用タクトスイッチ』というパーツ。

そして訪れる悪夢

シャッターが直って浮かれていたのも束の間、液晶画面が表示されなくなってしまった…ここまで来ると自分ではお手上げなので、いつもの神頼みである親父に渡して調べてもらう。

しかし結果的には基盤レベルの接触不良の可能性が高くなって、半ば諦めざる負えない状態になってしまった。。

悲しいけれどこれでトイデジライフは終了か…..オークションで同じ商品を検索してもプレミア価格で購入するには厳しい…

突然訪れるヤフオクの神様

いったいどういう偶然なのか….¥6,500という破格でminoxの後継機がオークションに出されていたのだ!! これを見逃すという選択肢はない!!
数日間に渡る必死の監視モードで、ついに勝ち取ったのだ!!

なんとストロボ付き!! 状態も非常に良く、どうやら運命的な出会いをしてしまったようだ。

トイデジ通勤スタイル

再び訪れるトイデジライフ 撮ったらすぐにスマホ転送

常に通勤に持ち歩きながら、最高にエモい写真を求め続けている。 エモさとはいったいなんなのか、『いつかの記憶』を探り出す風景なのか、そんなことばかりを考えながら過ごしている。

minoxにFlashAir SDカードを入れてスマホに転送

ちなみに撮影したら小さなボディの中にあるSDカードに保存されるわけだが、スマホへ転送できるWi-Fi SDカードFlashAirを使って撮ったらスマホでダウンロードし、即座にSNSへアップできるというハイテクさが今回個人的に気に入っている。

追求するがあまり訪れるレンズ沼

○○沼という言葉は聞いたことがあったが、まさか自分がスターウォーズ沼以外にハマるものなどないと思っていたのに….エモさを追求するがあまり無意識にレンズ沼に足を踏み入れていたのだ…

トイデジにコンバーターレンズをつけることができるかメモ

コンバーターレンズやシネマレンズを取り付けて撮影したら、想像しているあの世界観にたどり着けるのか….そんなことを頭の中でグルグルと考え検索し、いろんなレンズを試してみた結果…

↑3つのレンズが使えることがわかった。

今回ダメだったのは↑CCTVレンズという小さな監視カメラなどに使われるレンズで、Cマウントと呼ばれるネジ式でレンズを装着できるものをminox取り付けてみたが残念ながら撮影はできなかった。 その代わり別のカメラ(オリンパスのE-PL5)に取り付けができ、最高の写真が撮れたのでまた別の機会に紹介しようと思う。

段々と自分が撮りたいイメージ通りの作品が撮れるようになってきた、あぁなんて楽しいんだろうか…性能の良いカメラは上を見たらきりがないけど、チープなカメラを駆使してエモい写真を取り続ける楽しさもなかなかのモノである。

そのうちエモい写真アルバムでも作ってブログで公開するかもしれない。

結果的に通勤の荷物として採用なのか否か

出勤の荷物

これは有無を言わさず採用なのではないだろうか…..というわけで出勤の荷物は一向に減る様子はない。

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