2014年最後のNYから早3年、海外研修引率の時期が近づき今回はフランスはパリの研修へと引率してきました。
パリに行くのは今回が初ということで、備忘録含め6日間をまとめます。
11/21、無事飛び立ち12時間のフライトを経てシャルル・ド・ゴール空港へ到着、ホテルへ向かい近くのスーパーの場所と地下鉄の切符を購入してから就寝。
チケットは1枚(アンチケ)10枚(アンカルネ)自動販売機or窓口で買います、ここで生まれて初めての『アンカルネ シルブプレ?』通じるのか通じないのかが恐ろしくてしょうがない…でもきっと大丈夫だ、笑顔で言えば優しくしてくれる。
私 『あんかるね しるぶぷれ?』
スタッフ『Oui(ウィ)』
通じた!! 通じる!! 俺フランス人になれる!! なんか地下鉄の駅名も読める気がしてきたぞ!! そこらへんの人に『しるぶぷれ?』とか話しかけたくなってきた!!
※長時間フライトのため頭がどうかしてる
パリの街について
パリは山手線の内側の面積より少し大きい小さな街、ものすごく頑張れば端から端まで歩ける、はず。。そんな小さな街にぎょうさんカワイイモノが詰まってる、そんな感じです(笑)
1日目 市街観光
1日目はバスに乗りパリ市街を駆け巡ります、オペラ座・セーヌ川・エッフェル塔・シャンゼリゼ通りを抜け凱旋門へ。
バスから降りて突然現れたエッフェル塔、人生初この目で見ることができた、そう…これはレミーだ、レミーのおいしいレストランだ(後編でレミーのおいしいレストランのモデルになったお店があります)
これがセーヌ川か、思っていたより大きいじゃないか。
↑この写真は地下鉄の入り口、アール・ヌーヴォーの代表的建築家エクトール・ギマールの作品、ところがこの駅のデザインはオレンジ色の目をした怪物が口を大きく開けて待っているように見える為、地元の人には酷評だったようです、確かにかわいいけど少し不気味な感じが(笑)
そしてそのままノートルダム寺院へと移動
ノートルダムを初めて直に見ましたが、美しすぎて言葉も出ないとはまさにこういうことなんだと実感。
正面の入り口には意味が込められ、下から2番目の絵をよく見ると中央に天使と悪魔がいて、亡くなった人間達を天国に送るのか、地獄へ送るのかを決めている様子が描かれているそう、右に行く者は地獄へ、左に行く者は天国へ、日本の仏教とも似ているな〜。
左右それぞれの下には『何が善(上)で 何が悪(下)か』が描かれています、意味を知って見るとより深くノートルダム寺院を知ることができて非常に面白い。
そして中へと入っていきます。
内観の美しさにも言葉が出ません、壁・柱・天井・ステンドグラス全てにおいて涙が出るほど洗練された空間が広がっている。
小学校時代がキリスト教だったため、こういう空間に入るとすぐに懺悔をしたくなるよう心が動く様になっている自分がいる。
ノートルダムは裏もカッコイイ、いつも引率をされている先生から『裏から見てごらん、ダークサイドっぽいから』と言われ、行ってみて納得、ここにパルパティーンがいてもおかしくないデザインだ…
NYもそうですが11月は葉っぱが綺麗に紅葉を始める、黄色く大きな葉っぱが海外にやってきたんだと改めて感じる景色である。
市街研修が午前で終わり、午後は散策をしながら、地下鉄に乗って自力でホテルまで帰ってくるミッション。
パリの地下鉄はNYと同じで乗りやすい、色と数字でわかれた地下鉄を乗り継いで目的地へ向かうだけ、切符は入るときのみ必要で出口はなにもいらない。
でもNYと違うのはスリの多さ、特に混雑している時は細心の注意を払っておかないと気がつかないうちに本当にすられている、らしい。
私はオペラ駅前にある、ギャラリー・ラファイエットというショッピングモールでこんなものを発見↓
R2-D2 USBメモリが仕事の相棒になった、さっそくだがお守りとしてつけておこう。
ここギャラリー・ラファイエットではクリスマス時期になるとショッピングモール真ん中吹き抜けにツリーが飾られるそうで今年はカワイイマカロンタワー。
そして屋上にも上がれます、パリは建物が低いのでエッフェル塔までバッチリ見える、パリに訪れたら是非上がってみて欲しい。
ホテルへ戻りどうしても試してみたいことがあった、自宅で使っている小さな赤いラジオくん、フランスでつけたら何が聞こえるんだろう…という実験↓
実際はこんな感じで、小さなラジオからフランス語が流れてきました、TVよりラジオつけている方がなんだか落ち着く。
※すごくどうでもいい裏技ですが、ポケットラジオのノイズが多いときは持っているイヤホンをラジオの下に敷いて伸ばしてあげると綺麗に聞こえるようになります。
2日目 学校研修&企業研修
パリのマレ地区近くにあるアカデミックジュリアンという建築とビジュアルデザイン系の学校へ行きました。
この学校を卒業した方達の作品に驚き、ダフトパンクのPVも手がけているなんて、、
先生方とも一緒に撮りたいと思ってお願いしましたが、おおよそ学生にしか見えない感じになってしまった…
さて、学校を後にし企業研修まで時間があるため、近くを散策することに、景観が保たれ美しい建物が広がる中
んっ? おや?
おいおい!!
マジか!?
おお!!
広告!!
ディスプレイ!!!
ということで、パリがすごく好きになった(動機がおかしい)
NYにもスターウォーズはたくさんあったけれどフランスもまた小洒落たスターウォーズ達が街中に潜んでいるではないか!!
『先生、あそこにもスターウォーズがありました!!』
といちいち報告をくれる学生諸君、君たちは優秀である。
企業へ
そして企業研修へ、アンプリチュードというゲーム制作会社の見学。かの有名なペルソナの制作実績を持ったすごい会社、実績もすごいが車内のフランクな感じがまたすごい…
クリエイティブやデザイン関連の会社は自分のデスクが個性で溢れているところがものすごく好きである、だから同じ様に自分も職場のデスクを個性で溢れさせているが、まぁ浮いている(笑)
企業研修後はルイヴィトン美術館へ
パリを縦断するように地下鉄を乗り継ぎ、ルイヴィトン美術館へ。ちょうどMOMA展をやっていました、ここで3年ぶりの奇跡の再会をする。
↑3年前NYのMOMAにあったGoogleMapのピン!! パリでお前に再会できるとは、久しぶりだな〜元気だったか? あの時と同じポーズで写真撮ろうね!!
確実に老けてる…
そして夜になりセーヌ川クルーズへ
学生達もだいぶ疲れが出てきている状態でトラブル発生、私たちがセーヌ川の乗り場へ向かう中、合流するはずのチームの地下鉄が止まり出会えず、しかもチケットは向こうのチームが持っているという悲惨な状態に。。 添乗員さんから電話があり急遽私が立て替えて先にクルーズに乗ることに。
乗り場はエッフェル塔の真下から、夜景のパリを眺めながらゆっくりとセーヌ川をくだる、15ユーロでこんなに良い景色が見られるなんて正直オススメである。
怒濤の2日目はセーヌ川にて終了、ホテルに戻り完全燃焼。
続きは後半にて、私の祖母の生まれた場所へ向かいます。
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