僕には一つ、まだ叶っていない夢がある。
それは昔のマッキントッシュのケースを手に入れ、中身を全部取り出し、最新のハイテクマシンに仕立て上げること、そしてそれをコレクションルームに置いて週末遊ぶことである。
ウィキペディアより:https://ja.wikipedia.org/wiki/Macintosh_Classic
マッキントッシュ・クラシックというのは、今では言わずと知れたあのアップル社が1990年に発売したモニター一体型のパーソナルコンピューターのことである。
このモニター一体型は後にiMacへと進化して、2023年の現在もなお時代を感じさせることなく活躍している筐体である。 この筐体のデザインに死ぬほど魅了されてしまっているのが紛れもなく僕である。
当然だが今では中古しか流通していないため、オークションやメルカリなどで逐一情報をチェックしておかなくてはならない、そしてマッキントシュ・クラシックに魅了された人たちは大勢いるため、数多いライバルたちに負けないように落札するタイミングを伺う……そのくらいレアな筐体なのである。
ところが、先日奇跡が起こった……あのマッキントシュ・クラシックがとんでもない金額で出品されているのだ!! 筐体のみと書いてあり、中身はごっそりとくり抜かれている状態なのだが、むしろ僕にとっては好都合なのだ、なぜなら欲しいのは筐体のみで中身はブラウン管などを含め処分に困るので、今回こんなドストレートな出会いは一生にあるかないかの問題だと思う ←大袈裟
もうなんの迷いもなくすぐに購入。 したのだが、ここでもちょっとした奇跡が起こっていた…なんとこのモノストックブログでやっているポッドキャストで稀に登場する教え子が、同じくこの商品にいいね♥をつけていたというのだ……まさか全国で14人のいいね♥をつけた中の二人が講師と教え子だったとは……キモいとしか言いようがない。
早速自宅に届いて、全体を見回して背面の刻印をチェック、紛れもなく本物のマッキントシュ・クラシックだ……本当に夢が叶ってしまいそうだ…
まずは我が家にお招きしたので水洗い洗浄で大切に掃除し始めたのだが、とにかく状態が良すぎる…こんなキレイなマッキントシュ・クラシックを僕は見たことがない…
乾いたのを確認し早々にコレクションルームへ持って行き、デスクに配置してみたのだが……
あぁ……もうため息がでるほどカワイイじゃないか……
ここからこの子をハイテクな娯楽マシーンへとカスタマイズをしてくのだ!!
一番肝心なモニター部分。 どれくらいのモニターサイズがベストなのかイマイチよくわかっておらず、出品者へアドバイスを求めたところ「8インチのベゼル太めを使っていました」という有力な情報をいただき、ギークマスターの親父に8インチモニターがないか確認したところ「あるよ」とのことで、さっそくもらってきた。
↑ベゼルの下に操作ボタンがあって、ケースにはめ込んでしまうとボタンが押せないため、一旦モニターから取り出してみた。
そして、その操作ボタンの行方をどうしようか悩んでいた時に、すごく最適な場所を発見した、フロッピーディスクを入れるための穴である。
↑こんな感じで、モニターをがっちり固定し、操作ボタンもフロッピー穴にジャストフィットした。
完璧すぎる!!
続いて、ケースの中をどうやって構築していくかをじっくり考えていく、まだ構想段階だからなんとも言えないのだが、計画としては
①ゲームがやりたい
②普通にパソコンとしても使いたい
③プライムビデオとかディスニー+とか観たい
④仕事のMacbookのサブモニターとしても使いたい
まぁそんなところだろうか…欲張りすぎているのはわかっているんだが……上の①〜④を網羅できたらクラシックマシーンの外見でも中身は最新なツワモノができあがる!! これはまさにミレニアム・ファルコンではないか!!
週末、僕の秘密基地はとんでもなくカオスな研究室へと変化した……
そして記念すべきブログの記事第一弾でご紹介できるのは…
スターウォーズのゲームが起動したということである…詳しく語っているととんでもない文字量になってしまうのだが、ざっくり言うとラズベリーパイという小型のPCにレトロパイというOSをインストールしてゲームを起動させて画面に出力させているといった仕組みである。
大好きなピコピコ音が、大好きなマッキントシュ・クラシックから流れている……この上ない幸せである。
さて、次回はマッキントシュ・クラシックを本当に使えるパソコンとしてカスタマイズしていきたいと思う。
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