そう、恐ろしいほどに簡単なレシピなのだが、小学生の子供たちが週末になると飲みたいと言ってくれるパパの中華スープ。
シンプルさ故の奥深さを勝手に模索しながら、少しずつ味に安定感が出て来たと思っている今日この頃。
材料はいたってシンプルで、
- 中華出汁(味覇でOK):大さじ1
- 和風出汁(袋タイプなら最初に):小さじ1
- コンソメ:小さじ1
- 水:1000ml(約3人前)
- 卵:2つ
- ネギ:1本
- ごま油:適量
これだけだ、卵はマストだと思うが、ネギに関しては他の葉物で色々と遊べる。
ニラ・キャベツ・ほうれん草・チンゲンサイ・もやしなどなど
冷凍のワンタンや水餃子などを入れるとより子供たちの空腹を満たすことができる。
『パパの明日休みだったらスープ作って』
という子供たちのセリフは紛れもなく美味しいと言う証拠であると同時に、子供時代の父親の味という記憶に確実に刻まれたのではないかと思っている。
料理人でもなく家庭で料理をたくさん作る人間でもない父親が、試行錯誤を重ねながら作ったどシンプルなスープをいつまでも覚えててくれると嬉しいし、反抗期でも大人になっても、結婚しても子供が生まれても、ずっと『美味しかった』と記憶に残る父親のスープ、なんだか嬉しくなる。
そんな自分にも実は祖父が作る野菜スープの記憶がある、大学教授が作るレアな野菜スープはもう食べることができないが、しっかり記憶には刻まれている。
野菜やキノコがたくさん入った野菜スープ。孫から「食べたい」と言われ準備をしてくれた祖父の笑顔は忘れない。
いつかこのスープを孫に作る日が来るのだろうか…
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