昔自分がデザイナーになりたての時色々とデザインの考え方に関することを教えてくれた人がいた。
その人は会社の上司じゃなかったんだけど自分でデザイン事務所を持っている人、しょっちゅううちの事務所に来ては色んな事を教えてくれた、その人がいなかったら今の自分はろくなデザイナーになっていなかったと思うしWebデザイナーにもなれなかった。
そんな人があるとき俺に教えてくれたこと。
”お前がデザインしたいっていう気持ちは誰かにプレゼントをあげるとの同じ事だ。
お前好きな女の子がいてその子に何かプレゼントしてあげたいって思ったときまず何から始める?
その子の好きな唄とか色とかモノとか色んなモノリサーチしてプレゼントを用意するだろ?
その後どうする?
どうやって包装したら喜ぶか考えるだろ?
その子の好きな色のリボンをつけてあげるだろ? デザインってそういう事なんだよ、
そこに対価のお金が入ってくるから腐ったデザインが世の中にゴロゴロしてんだよ、
お金は必要だけどな、でも気持ちより上には行かないんだよ”
そう言われたことが今でも残っているから、たまに腐ってると思ったときに思い出してみることにしている。 そして最近しっかりそれを実現できる事があった。
先日招待された高校の友人の結婚式。写真とスライドショーを依頼され、もうそれはどこぞのカメラマンよりうまく撮ってやろうと張り切った。スライドショーもすべてがうまくいった。
いつもだったらそれで終わりだったんだけどね、今回は昔の言葉を重い出してやったことがある。
式の写真とスライドショーをDVDにしてジャケットもレーベルも全部デザインしてみた。
そしてギフトボックス買ってきてラッピング、もうここまで来たら女子だなw
喜ぶかな〜? 今日あたり届くみたいだ。