ytaudio(9gWMjHnBj-A)
Oasis|Whatever
Macintosh(マッキントッシュ)、10年前に僕が初めて触った端末の名前である。デザインを学ぶために入った専門学校の授業でこの言葉を知った。そして今日に至るまでパーフェクトなくらいApple製品に魅せられ、気がつくと自分の身の回りはアッと言う間にApple製品に囲まれていました。
そしてその生みの親、Steven Paul Jobsは今日逝きました。
なんの関係もない、血のつながりもない、知り合いでもない、ただ自分の人生を確実に変えてくれた端末を作り出したスティーブ・ジョブズという人が亡くなった事に、どうしても悲しみを隠せませんでした。
この悲しみを無駄にしないために、スティーブ・ジョブズが作り出したMacBook Proからブログを書きます。
彼が生きた56年間を読み返すと、本当に自分が好きだったモノに関わりが多くて泪がこぼれます。
ゲーム会社アタリから始まる
1974年初め下級エンジニアとしてアタリに勤める。長髪で風呂に入らず、サンダル(または裸足)でうろつく不潔な姿のため、社内で嫌われていた。当時ヒットした『ブレイクアウト』ブロック崩しに大きく関わっていた。
1977年Apple法人化
これが世界のデバイスを変える会社の始まりなわけですね。1988年ごろ今のマッキントッシュが登場。リンゴの品種の一つ。カナダの農夫ジョン・マッキントッシュ(John McIntosh)によって発見された。この McIntoshが今のMacの由来。
1985年5月24日Apple社を去る
当時重要な役職を穴埋めするために、ジョブズはペプシコーラの事業担当社長をしていたジョン・スカリーを引き抜く。そのときの言葉が『このまま一生砂糖水を売りつづけたいか? それとも世界を変えたいか?』
1984年後半、ジョブズは、Macintoshの需要予測を大幅に誤り、アップルは、Macintoshの過剰在庫に悩まされた揚げ句に、初めての赤字を計上してしまう。ジョブズに引き抜かれたはずのジョン・スカリーは、Appleの経営を混乱させているのはジョブズだと考えるようになり、結果アップルでのすべての仕事を剥奪される。
誰もが知っているピクサーとルーカスフィルムとディズニー
ジョブズは、1986年2月7日に、ルーカスフィルムのコンピュータ関連部門を1000万ドルで買収し、CEOの座に就いた。1995年11月22日かの有名な『TOY STORY』を世に出しピクサーの株価を一気に上昇させる。そして2006年5月5日、ディズニーはピクサーを買収し、同社はディズニーの完全子会社となる。
今のOSXの源はNEXTSTEP
上記のピクサーの下りと平行してジョブズが独自に開発を進めていた『NEXTSTEP』というOSをApple社に再度売り込みをしたジョブズ。経営が伸び悩んでいたApple社は『NEXTSTEP』を買収し非常勤顧問という形でジョブズはApple社へ復帰。
1998年我らがiMacの誕生
ここからは記憶にも新しい場面になってくるかと、みんなが知っているiMacの誕生です!斬新なコンセプトが話題を呼び、アップルの復活を人々に強く印象づけたのです。
2000年Apple社CEOへ
2000年には、それまで拒否していたCEO就任を、正式に受諾。2001年3月に『NEXTSTEP』と『Apple』が融合したOS『MacOSX』が登場したのです。同年iTunesとiPodによって音楽事業に参入、音楽事業をパソコンと並ぶアップルの事業の柱にした。2007年1月9日、Macworld 初日の基調講演にてジョブズがiPhoneを発表。
2005年の名言
個人的に本当に大好きな名言の一つ
「Stay hungry,stay foolish.(ハングリーであり続けろ、バカであり続けろ)」
スティーブ・ジョブズが2005年スタンフォード大学の卒業式でのスピーチである。
2004年の診断
2004年、膵臓癌と診断されたが、幸いにも治療可能な症例であり、ごく親しい人以外には秘密にして、同年の8月に摘出手術を受け療養後復帰した。2008年6月9日、第二世代iPhone発表時に、痩せた姿で登場し、ジョブズの健康問題がマスメディアで取りざたされた。
2011年10月5日、さよなら僕らの英雄
2011年10月5日、56歳という若さでこの世を去りました。
幸いにも前日(10月4日)の午前中にiPhone 4Sの正式発表が行われていて、かろうじてその発表を見届けてから逝った形となった。長年ライバル関係であったが30年来の良き友人でもあったビル・ゲイツを始めとする世界中の業界関係者からその死を惜しむ声が相次ぎ、バラク・オバマアメリカ合衆国大統領も弔意を表明した。
こんな世界を変え続けてきた人間が、こんな若さで逝ってしまって良いのだろうか。もう彼が作り出す斬新なメディアを手にすることができないと思うと残念で仕方がない。その逆に彼が発明した、今自分の手にあるMacBookやiPhoneを大切に使わなくてはいけないと思った、少なくとも、自分の人生を確実に変えてくれたスティーブ・ジョブズが作り出したこのメディアを。
世界を変えるほどたいそうな事はできないけど、こんなにたくさんの人の記憶に残るようなデザインを自分も作ってみたいと改めて思わせてくれる日でした。
ありがとう僕らのスティーブ・ジョブズ。ご冥福をお祈りします。
コメント
ニュース見て、自分もビックリしました
体調崩してたのは知ってましたけど、まさか亡くなってしまうとは…
先生の日記のおかげでジョブズの偉大さが分かりました。
自分もMAC大切にしてご冥福をお祈りします。
あと、明後日の土曜日、もしくは日曜日、体験あったら、夕方に行くかもしれないんで、宜しくです(^O^)