今回のパネル設置のカスタマイズは、なかなか手強かった…
アルミコンテナのカスタマイズをブログで公開されている方々の方法を色々と試したのだが、自分のパネルに配置するアイテムの重さもあってか落ちてしまうという課題に悪戦苦闘したので失敗も含めて紹介しようと思う。
結果から先にお見せすると
これが今回試行錯誤の結果できあがったアルミコンテナの蓋の裏部分。 まだすべての設置が終わったわけではないのだが、パネルに引っかけたいアイテムはほぼそろっている状態。
確かにこれだけのアイテムを引っかければそれなりの重量になるわけなので、本来ならコンテナに穴をあけてビス留めしないとダメなんだろうというレベル。 ただ今回はどうしても穴をあけずに設置したかったので悪戦苦闘したのだ。
まずは、パネル設置の準備から説明していこうと思う。
パネルにはMDF材じゃないパンチボードを使用
今回蓋の裏に設置するために用意したのは、一定間隔の穴があいているパンチングボードを使用することにした、パンチングボードという名前が一番メジャーだとは思うのだが、ほかにもペグボードや有孔ボードと呼ばれていて、ネットでの検索結果も様々なので購入時は注意した方が良い。
今回自分が意識したのは、100均のパンチングボードは使用しないというところ、100均で販売されているパンチングボードはMDFという木の粉を固めて作ったような材質でできていて、表面が木の模様に印刷されたプリントが貼ってあるという商品なので、若干見た目が安っぽくなってしまうのと、水分に弱く膨張したり割れてしまうこともあるため、天然木で作られたパンチングボードをAmazonで購入した。
多少値は張るが、長く使うものなのでここは投資。
サイズは慎重に測った方が良い
パンチングボードを蓋の裏に入るサイズでカットするのだが、ここで気をつけたいのが
蓋の裏に完全固定するのか
着脱可能にして蓋を閉めるときは外してコンテナ内に収納するのか
という部分をよく考えてからカットした方が良い。
蓋の裏なので位置合わせは慎重に
まずは養生テープでカットしたパンチングボードを仮留めして、蓋が閉まるかどうかを入念にチェックする、ベストポジションが決まったらコンテナ側に鉛筆などで薄くマークをしておく。
配置するアイテムのレイアウトを考える
ここはアルミコンテナをカスタマイズする上で一番楽しい時間かもしれない、アイテムをどこにどう配置して、何で固定するのかを決める。 写真ではとりあえず試しに買ってみた100均の試験管にコーヒー豆を入れて使用しているが、後々変わってくる。
レイアウトのコツは、面積が大きいものを先に配置して配置が偏り過ぎないようにすると全体を俯瞰してみたときに美しく見えるのだ。
ボードに塗装する
今回はコンテナの色が黒なので、前回の記事で紹介した自作の机(天板)と同じアンティークワックスのチューダーオークで塗装。
パネルを裏蓋に固定する(悪戦苦闘)
今回一番苦戦した部分、パネルを裏蓋に固定する作業。
当初の予定では↑これらのアイテム (ダイソーの超強力マグネット|カインズのパンチボード用マグネット)を使用して、しっかりと固定する予定だったのだが失敗に終わる。
理由としては、磁石の性質上引っ張る力は強いけど、ボードはアイテムの重さで下に下がる訳なので、どんなに強力な磁石を使用しても上下の力は弱くなってしまい、結果的にパネルが落ちてしまうということになる。
ならば強力両面テープでどうだ?
磁石がダメなら残された接着方法は、接着剤か屋外用強力両面テープである、接着剤は失敗すると汚れが取れなくなってしまうリスクがあるので、まずは強力両面テープを使用して試しに数時間様子を見てみたが、やはりアルミとテープの相性が悪く落ちてしまう。。
結果的に額縁フックとアロンアルファが最強だった
その後も色々と試行錯誤し、どれもうまくいかず…いよいよコンテナに穴を空けないと解決しないような気がしてきたのだが、アイデアの神様が降りてきた。
額縁を引っかけるためのフックを使用すれば着脱もできる!! あとは何で接着するかだ!! ということでイチかバチかプロ用というすごいネーミングのついたアロンアアルファを使用してみることにした。
これが結果的には大正解でビックリした、アロンアルファは鉄どうしで瞬間的にピタッと固定されビクともしなくなったのだ!!(ちなみにパンチボードとフックの接着には木工用の速乾ボンドを使用している)
接着が完了したらアイテムを配置
パンチボード用フック
ホームセンターや100均のパンチングボード用の売り場に様々な形のフックがあるので、アイテムの大きさなどを考えながらフックを引っかける。
ちなみにカップはフィンランドの木製マグカップ。
ダイソーのアイアンバーはパンチボードにピッタリ
このアイアンバーもダイソーで見つけたものなのだが、なんとネジ穴の間隔がパンチングボードにぴったりと合うのだ!! もはやパンチングボード用の売り場にあってもおかしくはないと思う。
このアイアンバーを配置したら、TEMUで購入したスパイスジャーを引っかける。
ここにコーヒー豆を4種類入れる予定。
M3.5サイズのネジと伸縮ゴムファスナーバンドを工夫
M3.5というサイズのネジ自体が割と珍しいのかもしれないが、このサイズがパンチングボードの穴にピッタリなので10mmの長さを購入し、ダイソーで買った伸縮ゴムファスナーバンドを組み合わせてボードに固定すると、ナイフやオイルケース・マイクロトーチ(バーナー)などをしっかりと固定できる。
ある程度形になってきたカスタムアルミコンテナ
現状はこんな感じで仕上がっている、細かい部分はまだ色々とやりたいことがあって、商品が届くのを待っている状態。
確実に少しずつやりたかったアルミコンテナカフェに近づいてきている!!
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