日々デザイナーとして生きていて、アイデアが降りてこない、煮詰まりのループに入ってしまうことは多々ある話ですよね。まぁ悩んでいる時間ももちろん大切なのですが。
すんなり「ナイスアイデア」が出てくる事は半年に1回、、いやヘタすると1年に1回。。かもしれない。そうなると制作チーム全体の空気も重くなることがありますよね。
今回はそんな現場の空気をリフレッシュさせるようなアイデア出しの手法の一つである【ブレインストーミング】についての記事を書きたいと思います。
ブレインストーミングとは?
ブレインストーミング (Brainstorming) は、アレックス・F・オズボーンによって考案された会議方式のひとつ。集団思考とも訳される。集団発想法、ブレインストーミング法(BS 法)、ブレスト、課題抽出ともいう。 1941年に、良いアイデアを生み出す状態の解析が行われた後、1953年に発行した著書「Applied Imagination」の中で会議方式の名称として使用された。
(WikiPediaより:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0 )
ブレインストーミングをやる意味
簡潔にブレストをやる意味を説明すると「独り独りのアイデア」を集結し「新しい物」要素を作り上げ、デザインとして企画として考えもしなかった新しい物を見いだすといった事ができます。
ブレインストーミングをやる方法
1.アイデアを抽出したいテーマを決める例えば、モノストックのWEBサイトリニューアルが目的であれば、「モノストック」をテーマにします。
2.各個人がそのテーマに対しての連想できるキーワード・色・人物etc..なんでもあり、を付箋やメモにワンフレーズずつ書いていきます。
3.上記の作業をなるべく短時間に絞り、集中してアイデア出しをします。
4.短時間で収集したアイデアを、関連項目ごと・連鎖項目・色などカテゴリーにまとめます。
5.アイデアのカテゴリーがまとまってきたら、そのまとまったカテゴリーを元に2〜4の作業を繰り返します。
ブレインストーミングをうまく行う一人一人の考え方
ただアイデアを出すのは簡単な作業かもしれませんが、ブレインストーミングはそれだけではまったく意味がありません。人が出したアイデアをどのくらい自分の中に受け入れ、融合させることができるかが一番重要なところになります。ブレストをやるスタッフ全員がその心構えを常に持っていれば、楽しく色々なアイデアを抽出することができます。
ブレインストーミングがループに陥る落とし穴
以前私も仕事のデザイン会議で経験したことがありますが、ブレインストーミング自体がループに陥ってしますケースです。これはブレストの進行を仕切るリーダーに問題があります。
アイデア出→まとめ→アイデア出を繰り返しまとめの部分でちゃんとしたカテゴリーの振り分けを行い、まとまったカテゴリーに対してもう一回層深めるアイデア出をしなければ、永遠と続きモンヤリとした空気が流れます(笑)
ここで重要になるのは、進行リーダーがある程度絞り込んだ時点で、デザインの方向性をまとめなければいけないということです。
如何でしょう、たまには1時間ほど時間をあけて実験的にブレストをやってみるのも、デザイナー間の刺激にもなり楽しいアイデア出しができるのではないでしょうか。是非ご参考ください。