雑多系の記事を書くのは久々な気がしている、確か最後は1~2月のメンタルを壊した雑多な話が最後だったような…そこから数ヶ月また新しい変化が出てきたのでツラツラと暇なときにでも読んでいただけると嬉しい。
相変わらず仕事の仕方を模索している
1月にメンタルがやられてしまった原因というのは、仕事も含め単に色んな事を一気に頑張りすぎたといったところだろうか…もちろん楽しくて取り組んでいたものがほとんどだったのだが、無意識に様々なタスクを脳内で処理している毎日に疲れてしまいプツンと切れてしまったのだ。
そこから見えてきたのは、すぐ仕事ができてしまうことに気をつけるという新しい発見をしたのだ。
とにかく今の仕事はPCに向かって仕事を進めていく毎日な訳で、良く言えば『どこでも仕事を進めることができる』悪く言えば『いつでも仕事に取り憑かれることができる』という感じである。
前の記事でも書いたとおり、まだ自分がこの仕事のスタイルに完全に慣れていなかったので、まるでペットの犬のように『家から一歩も出ない』などという、なんとも勿体ない働き方をしていたのだ。

ブログを書いていたのにいつの間にかまた仕事をしていた…そんなことがしばしばあったので、『こまめに我に返って小休止すること』『違う環境で仕事をすることを楽しむこと』この2つにスポットを当てて、ついに自分らしい毎日を送ることができそうな気がしているのだ。

最近楽しいのは、好きなコーヒー豆を一杯分コーヒーミルに入れて、お湯を水筒に入れて森のオフィスへ出勤することである。

朝早くからこの特等席でマイナスイオンを浴びながら、今日のタスク・今週のタスクを整理して、クライアントにフィードバックをしている。 これが信じられないくらい頭の整理がつくのだ!! もうすぐ梅雨が始まってしまえば森のオフィスへは行けなくなってしまうだろうけど、これは定期的にやりたい仕事のやり方となっている。
村上春樹 再び
前職の上司から勧められて大好きになった、村上春樹さんの小説。
僕の中では『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』や『羊をめぐる冒険』のようなワクワクが止まらない世界にまた浸りたくて仕方がなかった。

そんなわけで、仕事の参考資料を買うついでに、新たな冒険を始めるべく『ねじまき鳥クロニクル』を購入し読み始めている。
やっぱり村上春樹さんの小説は読み進めると止まらなくなってしまう、僕は村上春樹さんの小説の何が好きなんだろうとふと考えてみたのだが、おそらく登場するキャラクターや風景がすべて自分のツボなんだろうと思った、特に少し気の強い女性がキャラクターとして出てくると引き込まれやすいようだ(笑)
主人公がパスタを茹でるシーンが好きで、僕も最近の昼食は自分でパスタを茹でるという、感化されやすい人間である。
夏野菜のリベンジ

夏野菜、去年は猛暑続きやら鳥に全部食べられるという被害を受けて色々な経験値を身につけたわけだが、心の疲れとプランター周りの汚れはどうやら比例しているようで、夏野菜を育てて以来プランターはお休みで、いつまにか朝イチに水をやる習慣もなくなっていった。
ただ、不思議なモノでこの時期になると『今年も自分で野菜を育てたい』という感情がわいてくるのだ….そうなってくると行動するのは早くて、すぐにプランター周りをキレイに掃除し新しい苗を植えたのだ。
今年もキュウリ・ナス・オクラを育てている。

ありがたいことに、大好きな紫蘇は昨年枯れる前に種を残してくれたようで、気づけばプランター内が紫蘇でいっぱいになっていたのだ。 今年も虫に食われないように要チェックである。
中2からのリクエスト

ある日の朝、スマホに突然ポッドキャストのリクエストが届いた。
寝ぼけ眼でメッセージの本文に目を通すと、差出人は中学生のようで驚き目が覚めた。
この雑多でギークなおっさんのオタクブログを中学生が見てくれているということに驚きを隠せなかったのだが、これはなんとも不思議で嬉しい出来事だなと感じ、彼が送ってくれた相談内容にポッドキャストでお応えするというステキなやりとりが生まれたのだ。
少し年寄り臭い表現になるとは思うが、なんだか若者と文通をしているようで楽しい。
うちの息子と同い年くらいなのだが、リクエストをくれた彼は将来グラフィックデザイナーになりたいという夢を持っていて、なんとも自分と通ずるモノがあるなと思い全力でお応えしたい気分になっている(笑)
6月10日(火)のポッドキャストは『続リクエスト』ということで、一回目のポッドキャストの後に返信がありお礼と共にさらなる質問をいただいたので、更に突っ込んだアドバイスをしている。
ステキな夢を持った中学生をポッドキャストから応援する、そんな日々も悪くないと思っている。
オンラインショップが予想外の人気
ブログを読んでくださっている方ならもは言うまでもない話だが、ここ1ヶ月くらい僕が展開したオンラインショップ『プラネットスカベンジャー』が大盛況で、ひっきりなしに注文が入る毎日を送っている。

もともとは『こんなオモチャがあったらいいのに….』という自分の欲求を満たすために、3Dプリンターが使えるようになった昨年末から、ありとあらゆる電子モジュールを探しまくり3Dプリンターで専用にモデリングしたSFを身近にかじられる、装飾兼オモチャを販売してる。

オモチャの他にもお気に入りのフィギュアが飾れるSF系の台座もあり、これもまた好評いただいているのだ。
まさか自分が欲しかったモノを世に出して共感してくださる方々がこんなにたくさんいたことに驚きを隠せないと共に、昔からやりたかった『自分のアイデアを売る』という夢が叶っている気がして嬉しい。
ついに教え子が会社を作った日
これはここ最近の出来事で一番嬉しかったかもしれない。つい一昨日の話だが、僕が教職を離れても尚ずっと連絡をくれていた教え子が、この度デザイン会社を創業したという連絡をくれたのだ。
教師をやっていてこれ以上に嬉しいお知らせがあるだろうか…..

もうこのブログも20年以上が経つので、以前まだ彼女が学生だったときの話をブログで綴っていた。その中にも書いてあるのだが、僕が彼女に教えた言葉がある。
”モチコがデザインしたいっていう気持ちは誰かにプレゼントをあげるとの同じ事だ。
モチコが好きな人がいてその子に何かプレゼントしてあげたいって思ったときまず何から始める?
その子の好きな唄とか色とかモノとか色んなモノリサーチしてプレゼントを用意するだろ?
その後どうする?
どうやって包装したら喜ぶか考えるだろ?
その子の好きな色のリボンをつけてあげるだろ? デザインってそういう事なんだよ、
そこに対価のお金が入ってくるから腐ったデザインが世の中にゴロゴロしてんだよ、
お金は必要だけどな、でも気持ちより上には行かないんだよ
問題解決しながらも誰かに幸せになって欲しかったり、笑って欲しかったりと想う事で本来あげたいものに何かを添えてあげたいと思う心が本当のデザイナーなのさ”
いっちょ前のことを言っていた自分が恥ずかしくなるが、この言葉を彼女はずっと覚えてくれていて、今回設立した社名にも影響しているのだとか。
時が経っても誰かに前向きな影響を与えられていたことに、改めて僕は本当に幸せな野郎だなと思っている。

そういえば、このパキラも数年前に卒業する教え子から引き継いだモノだ、当時は信じられないくらい小さかったけど、毎日毎日大切に見守っていたらいつの間にかこんなに大きくなっていた。
今まで何人の教え子を育ててきたのかは数え切れないが、こうやって生活のどこかに教え子を思い出せる何かがあることもまた、幸せの1つなんだと思っている。
嫁のエピと僕のコーヒー

嫁がパンを焼き、僕がコーヒーを淹れる、6月の朝食。
他愛もないことかもしれないが、これぞ夫婦で作り上げた幸せの朝食な気がしている。 僕のコーヒーが旨いかどうかはさておき、嫁の焼くパンは売れるほどの旨さなのだ。
こんなブログの最後に誰得にもならないのろけ話で締めくくろうとしているが、こんな他愛もなく些細な一瞬を幸せだと感じられるようになるのは、割と人生で大事なスキルなのかもしれないと最近思っている。
5~6月の雑多な話。
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