今年に入ってから雑多な記事を書くことが多くなった。
心のゆとりが出てきたからなのか、それとも心が落ち着かないから整理するために書き起こしているのか、その理由は特に探してはいなけれど、何事もポジティブに捉えようと練習しているのでおそらく前者なのだろうと思っている。

↑この記事を先月書いた。
自動思考とスキーマ・認知のゆがみを理解して自分のメンタルを良い方向に整えるという方法。実は今はそんなに実践しなくても自然と物事をポジティブに捉えることができるようになってきている、先のことを悩まず『今考えても仕方のないことは相手にしない』、『何か来たらそのときに考えれば意外となんとかなるもの』こんな考え方ができるようになってきている自分自身を認識して、前に進んでいることを自覚している。
さて、あっと間に12月に入りもう中旬を迎えようとしている。
僕の周りの人たちは口々に『早すぎる!』と言っているし、同じく僕もそう思っている、1週間が早いと思っていたのに、それを繰り返していたらあっという間に1年が終わろうとしているなんて、にわかに信じがたい事実である。
家庭料理も板についてきた気がする

↑今年に入ってから夕飯担当になり、色んなレシピを毎日作り続けただけあり、それなりに板についてきた気がしている今日この頃。




仕事で疲れて作りたくない気分の日ももちろんある、本当にクタクタの時は作らないと決めて、そんな自分を許して出来合いのものや買ってきて家族で食べるのも楽しい。
無理に作らないといけないと思うと、それもまた良くないから適当にその辺はバランスを取っている。
ただ、食べ盛りの息子がいるため、普通の家庭の量の1.5〜2倍が必要になる、そして反抗期の為僕が作った料理に文句をたれるという…けしからんヤツだ(笑)
かと思ったら『今日はそんなに食べれない』という、訳のわからない思春期の気持ちに振り回される日が多い(笑)
季節外れの野菜たち
今年の夏に初めて家庭菜園をスタートさせてから、色んな野菜を育て失敗と成功を繰り返しながらまだ続いている。 自分で育てた野菜で料理を作って家族が食べてくれるということが、単純なことなんだがすごく嬉しい。

朝露にキレイな秋雲が反射して、なかなかステキな景色が広がっている。
今年は猛暑が続いたためか、夏野菜がうまく育たなかった印象で、11月を過ぎたあたりからなぜかピーマンがよく育つようになった、そしてなぜかオクラもまだ花を咲かせてくれている…両者とも5~10月が旬と言われているのだが、、
地球温暖化・気候変動の影響で、もしかしたら自分が歳を取ったら『お爺ちゃんが若かった頃はピーマンやオクラは夏の野菜だったんだよ』と孫に言っているかもしれない。




ブロッコリーは11月〜3月の野菜、こちらは順調に育っているのだが、なんせ家庭菜園素人の僕はブロッコリーの葉がすごく大きくて、八百屋で見るブロッコリーの姿を見せるまでこんなにも時間がかかるモノだということを知らなかった。 まだまだ育っているのだが、いよいよ刈り取り時がわからなくなりそうで怖い。
季節外れのクワガタ
↓この子はうちで飼っているクワガタ。 9月に僕が出社した時、会社の前にひっくり返っていたので、ペットボトルに入れて3時間かけて連れて帰ってきた子である。

この写真は12月6日に撮影したモノだが、信じられないくらい元気なのだ。 僕の中でのカブトムシ・クワガタの寿命はワンシーズンと思っていたのだが、コクワガタは越冬するクワガタで3~4年は生き続けるらしい。
そろそろ越冬ができる環境を整えてあげる必要がありそうだ。
息子の部屋が良くも悪くも親の影響力がすごい
父親のこだわりが強すぎると、それを見て育った息子もまたとんでもない影響を受けて育つということを実感している最近の子育て。 完全なる思春期を迎えた息子に本気でムカッとすることが増えてきているのだが、この部屋を自慢してきた時には『やっぱり育ってもカワイイヤツだな』と思ってしまった。

本人にとっては自分で作り上げた世界観だと思っているから、口が裂けても僕の影響とは言わないが、僕は8割は親の影響だと思っている。
地元の小さな街での仕事がなんとなく増えた
僕は、海の見える小さな街にある音楽教室のデザインを昔からやっている。
↓スマホだと小さくてなんだかよくわからないかもだが、これは僕が作った音楽教室のWebサイトの最下部でなにげに動いている電車と小さな音楽教室である。

先日はその音楽教室が主宰する発表会の動画撮影の仕事をしてきた、うちの娘もそこでピアノを弾いている。
小さな子供たちから大人まで、ピアノ・ヴァイオリン・フルート・マリンバでの演奏を一日中ファインダー越しに見ている時間は、なんだかゆったりと流れる幸せな時間だった。
フルリモートで仕事をしているせいなのだろうか、人に会って、直接感謝されて、その場の空気を共有しているデザインに関わる仕事って、やっぱり幸せだなと改めて思った。
そしてここ最近、そんな小さな街の中にある可愛らしいアンティークショップのWebサイトの手伝いもすることになった。

お店の外装から内装まで、とにかく細部に至るまでこだわり抜いた小さなアンティークショップ、オーナーは定期的に買い付けへ海外に行きお店を留守にすることがある。
オーナー的にはお店同様にWebサイトもすごくこだわりたいけど、やりたいこととWebのセオリーがなかなかマッチせず、何人ものWebデザイナーとやり取りしてきたが、あまりうまく軌道に乗らなかった経緯があったらしい。 そんな中、僕が突如召喚されて今二人で試行錯誤中、なんだかこだわる場所が共感できて一緒に仕事をしていて楽しいのだ、僕はWebも紙のデザインもできるから、これから先は一緒にパッケージやショッパー(バッグ)などを作っていけたらと思っている。
正直言うと、僕はこの海の見える小さな街で生まれ育ったのに、一度も『この街に生まれて良かった』とは思ったことがない。 なんなら、村意識の強い変な人たちが集まる偏屈な街だと思っていた。
この街に憧れる方や好きな人からしてみれば、なんて罰当たりな人間だと思われるだろう…ただ40を過ぎてようやくこの街を振り返って眺めて、中の人たちと知り合って仕事をしていると『案外捨てたもんじゃない良い場所なのかもしれないな』と最近思えるようになってきた。
生まれてからずっと一緒にいる街だから、きっと身内のように大切さも愛おしさも感じて来なかったんだろう、来年はもう少しゆっくりとこの街の良さを探せる自分になっていたいと思った。
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