今からちょうど4年前、親父が持っていた『ワイヤレスLEDモジュール』というパーツと出会い、ケースに近づけると発光するクリスタルペンダントを開発した↓

『ケースに近づけるだけでクリスタルのペンダントが発光する』なんて、ちょっとしたユーモアセンスのあるアイテムだなと…ほぼ自己満足の世界に浸っていたわけだが、モノストックブログの読者様から絶賛いただき数量限定で量産した。
そして、また新たな実験が始まったのだ
親父と同じ電子パーツを探していた
今回のきっかけは、僕がTP4056という電子モジュールをたまたまネットで発見したところから始まる。 この小さなパーツは、USBケーブルでリチウムイオンバッテリーを充電してくれるというなんとも優秀なパーツらしい。

そのパーツのことを親父は知っているのかLINEで聞いたところ、ちょうど同じ電子パーツを探していたらしい……おそろしい親子シンクロというヤツか。。
余談:親父のこと
ちなみにブログを初めて読んでくださっている方にあえて説明すると、毎回電子系のギークネタになると必ずと言っていいほど登場する僕の親父、定年を迎え有り余る電気の知識を世に広めることもなく日々自己満足レベルで様々な電子機器を開発しているという人物である。

↑例えばコレ、ダイソーで買ってきた単3電池が3本入る電池ボックスを改造し、1本分のスペースにレーザーポインターの装置を仕込み、単3電池2本で光るようにするモバイルレーザーポインターを作ったらしい。
また、ある日は自宅の玄関ドアに鍵がなくても開けられる電動ロックを自作したり…いったい誰得なのかもわからない代物を日々自宅で開発している人間なのだ。
息子である僕は、彼のことをバブ・フリックと呼んでいる。

バブ・フリックとは↑スターウォーズに登場する、惑星キジーミのドロイドスミスというドロイドの改造や再プログラムを専門とする技師である。 容姿まで似ているので、おそらく正真正銘のバブ・フリックの可能性がある。
TP4056パーツを使えば充電式のアイテムが作れるのでは?
さて話は戻り、そんな親父とTP4056の詳しい話をしていて思いついたのが、冒頭でお話しした『光るクリスタル』を充電式にできるのではないか!?という流れである。
早速TP4056をAmazonで購入してみた、8枚セットで¥800前後なので、実験をするにはもってこいの価格帯だ。
パーツと実験材料を持って、親父の住むギーク工房へと向かう。


ここがギークの極みである親父の工房。
軽く電子パーツショップでも開けるんじゃないかというレベルである、一件雑多に見えるのだが、ありとあらゆる電子機器や道具が使いやすいよう配置された計算済みの工房になっている。
ちなみに、以前魔改造したシス語を喋るC-3POもこの工房で開発されたのだ。

TP4056のスペックテスト


↑早速手に入れたTP4056の電流を測定して、バッテリーの充電速度やクリスタルが光るほどの出力レベルなのかを調べているところ。
結果的には3.7Vリチウムイオンバッテリー600mAhでしっかりと充電でき、満タンになるとLEDが青く切り替わる。そして過充電防止装置もついているようなので、発火する心配もなさそうである。

スイッチを入れて、LEDの点灯チェック中、問題なくLEDが光っていることがわかる、もうワクワクしかない。

バッテリーをUSB充電しながらでもLEDが光る、いわゆるパススルーみたいな仕様というのも同時にわかったので、TP4056は価格の割にかなり優秀なパーツだということがわかった。

仕上がったパーツをなるべくコンパクトにして麻袋に入れ、カバンなどにぶら下げて持ち運べるようにしたらお守りみたいで可愛いんじゃないかと試行錯誤中なのだが、基板とバッテリーをそのまま袋に入れるのは安全性という意味でもちょっと微妙なところ…
これをもう少しスタイリッシュかつ安全に固定したいところなのだが……モデリングして、3Dプリンターで出力でもしない限り理想のケースは見つからなそうである。。
現状の実験は一旦ここまで、また更新しようと思う。
3Dプリンターかぁ…欲しいな〜、、
コメント