紹介しよう SAM&MAX
SAM&MAX(サム&マックス) それはフリーランスポリスという、犬のSAMとウサギのMAXの自称自警団のことである。
“フリーランスポリス”という響きがもうたまらなくヤバい感じが出ているが、私が小学生時代からずっと彼らのファンなのである。
SAM&MAXは1987年、当時Marvelに在籍していたアーティストのスティーブ・パーセル(Steve Purcell)氏が独立して描いた漫画だ。
1988年にアーティスト兼アニメーターとしてLucasArts Entertainmentに雇われ、探偵アドベンチャーゲームとしてシリーズ化されたのだ。
この1988年ルーカスアーツでゲーム化された『SAM&MAX Hit the Road』が私と彼らとの初めての出会いである、父親がスターウォーズのゲームと一緒に買ってきてDos/VというWindows95が出る前のパソコンで一緒に遊んでいたのがきっかけである。
当時は海外のゲームで翻訳もされていないため当然だがゲーム進行もすべて英語、小学生の自分には何を言ってるのか、何をすればいいのかもチンプンカンプンだったが、この絵のタッチと若干残酷なブラックジョーク感がたまらなく好きで、英和辞典で調べたりしながら間隔でゲームを進めていたのだ。
ただそれでも私の英語力の限界はすぐにやってきてしまい、結局は途中まで謎を解いてその後は永遠の謎を残したまま迷宮入りしてしまったのだ。
当時ゲームルーカスアーツのゲームパッケージに同梱されている冊子の中にスティーブ・パーセル氏が描き下ろしたコミックが掲載されているのが好きで好きで仕方なかった。
↑これが一番のお気に入りでスクラップして額縁に入れていたくらいである、今考えればなんでスクラップしてしまったんだろうと、当時の自分をぶん殴ってやりたいくらいだ(笑)
スティーブ・パーセル氏もルーカスアーツで描いていたのでインディー・ジョーンズやスターウォーズネタをガンガン入れてコミックにしているも魅力の一つである。
SAM&MAX公式HP:https://samandmax.co.uk/comic-books/
そして小学生時代に強く願っていたのは、SAM&MAXのフィギュア化である。
スターウォーズもミュータント・タートルズもAKIRAも……憧れていたものはすべてフィギュアが存在しており、それを手に入れて壁に飾ることで満足感を得ていたが、SAM&MAXはそこまでメジャーなキャラクターたちではなかったので当然フィギュアなんてものはこの世の中に存在すらしていなかったのだ。
ついに待望のフィギュア化!!
あれから30年……待望のフィギュア化!! ついに想い続けた夢が叶ったのだ!!!
海外のみでの販売で日本にやってくることはおそらくないかもしれない…30年も待ち続けたんだ…買わないという選択肢はない。 なんなら開封用と未開封用で2つずつ買ってもいいくらいだ、人生で一番欲しかったフィギュアと言っても過言ではない。
そして10日ほど経ってついに今日届いた、長年追い求めた夢がここに詰まっているのだ。
本当にどうでもいい余談だが、この荷物……大好きなマンハッタン経由でやってきた(笑)
では開封
なんということだろう…パッケージデザインまでカワイイではないか…涙が出る…
イラストカット、パッケージレイアウト、パッケージの紙質…すべてにおいて完璧な気がする…
パッケージ裏には大好きなコミックが……
ダメだ、もう言葉が出ない…
SAMのパッケージ開封、コミックを再現した長い拳銃やアイスキャンディー・ヘッドが2種類と手が2種類同梱されている。 怒った顔が可愛すぎるぜ…
こちらはMAXの開封状態、小さな拳銃・カナヅチ・野良ネズミ・黒電話・ヘッド2種類・手が3種類同梱されている。
さっそく2人をレイアウトしてみる…あぁ…夢にまで見たSAM&MAXの立体、可愛すぎる。 探偵ゲームだからどこに配置して写真を撮っても様になる気がする。
そしてついに30年越しの全クリ
迷宮入りしていたゲームの方もYoutubeを参考にしながら先日ついに全クリすることができた、全クリして気がついたが小学生時代は全体の1割も進めることができていなかったことがわかり驚いた……
どんなゲームなのか、通しでプレイしている動画がある。 キャラクターや背景、SAMとMAXの声もカワイイ。
子供の頃からの夢がまた1つ叶った。
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