以前からブログで度々登場するmicro:bitというパーツ↓
イギリスの小学校では標準教材として使われているくらいメジャーである小さなコンピューターである、去年はこのパーツを使ってジェダイトレーニング イライラ棒なるものを作った↓
この小さな基盤に様々なパーツを組み合わせることによって無限の楽しみ方ができるのが、micro:bitの奥深さなのである。
次はmicro:bitを使って何を作ろうか考えていた矢先、秋葉原でまたも発見してしまった↓
micro:bitを搭載してプログラミング制御することができるバギー[ :MOVE mini マーク2 ]である。
これを組み立てて、micro:bitと組み合わせると、オリジナルのドロイドの原型が作れるかもしれない、と久々に工作意欲が湧いてきている。
子どもたちが学校へ行っている間に一人でゆっくりと組み立てる予定だったが…..息子にまんまと見つかり
「僕が帰ってくるまで作らないでよ!!」
っとのことで…..おとなしく息子の帰りを待つ私。 まぁ息子も小学校高学年になり得意な工作とプログラミングをできるわけなので、良い機会かもしれない。
:MOVE mini mk2 組み立て
息子が帰宅して早速開封してみた、パーツ自体はそこまでたくさんなく頑張れば小一時間で組み立てはできる感じだ。唯一立ちはだかる問題としては、マニュアルが全部英語だというところだろうか(笑)
↑マニュアルの解読はGoogleの翻訳アプリで、カメラに写った言語をリアルタイムで翻訳してくれる機能にかなり助けられたのでオススメである。
二人で試行錯誤しながら組み立てを進める、全てを一気に組み立ててしまうと結果的にモーターがうまく動かず、またバラバラにしないといけなくなる可能性があるため、ちゃんとマニュアル通りに進めて行く必要がある。
一度簡単なプログラムを組んで、モーターがちゃんと動作するかチェックする(キャリブレーション)を行う必要がある、なんでも一気に作ろうとする息子に、ものづくりのプロセスの大切さを教えるにはもってこいの教材だと思う(笑)
モーターのキャリブレーション中に、車輪が暴走し親子でゲラゲラ笑いながら小一時間で組み上がった。
プログラミング→micro:bitへ読み込み
さてこれを実際どうやって動かすのかというと↓
makecode(メイクコード)というサイトへ行くと、色々なブロックが並んでいて、コードを書くというよりはブロックを組み合わせてより直感的にプログラミングができる。
例えば上の画像にあるmicro:bitのボタンAが押された時に
・サーボのP1(左側の車輪のモーター)を0にする(右回転に動かす)
・サーボのP2(右側の車輪のモーター)を180にする(左回転に動かす)
というブロックをドラッグして組み上げてモーターが動くようになる、↑なんで右左逆回転かというと、モーターがそれぞれ左右反対についているため、逆の指示をして回転させてあげることで、結果的に同じ車輪の回転になるのだ。
実際にブロックを組んでみる
①Aボタンを押したら走行
②Bボタンを押したらストップ
③LEDライトをプログラム通りに光らせる。
makecodeで上記3つのプログラミングをして、PCにデータをダウンロードする(◯◯◯◯.hexというファイル)、:MOVE miniに乗せたmicro:bitをPCにつなげて、プログラミングのデータをアップロードして完了!! ↓実際に動かしてみる
成功だ👍 動作確認ができたら、あとはmakecodeで動かしたいようにプログラムを組んで、MOVEにデータを移せば思い通りに動かすことができる😁
ドロイドを作る原型が完成したと言っても過言ではないだろう。
:MOVE miniを遠隔で操作してみたい…
ここまで来ると、今度はリモートコントロールで動かしたくなってくるのが、好奇心の流れというもので、実際にできるか色々と調べてみる。
iosでmicro:bitとiPhoneを接続して、bitty controllerというアプリ(¥370)を使ってiPhoneからリモートで動かせるようなので、早速やってみた。
正直動くかどうかもわからないのに¥370のアプリを買うのは勇気がいるが、高級なガチャを一回やると思えば痛くはない、そしてちゃんと動いたのでこの記事を見ている方は買っても大丈夫(笑)
iPhoneから送られてきた信号を受け取ったらサーボモーターが動くように命令を書く↑他にもBluetoothが接続された状態を表示するプログラムをブロックで作ったりする。
出来上がったプログラムをmicro:bitに転送して、iPhoneとmicro:bitをBluetooth接続してみると↓
ラジコンのように:MOVE miniを動かすことに成功した!! なんだこれ楽しいな(笑)
本日はここまでで一区切りだが、今後の課題としては、以前息子と一緒にドロイドコンテストに参加したときのように、子供がデザインしたドロイドを是非とも:MOVE miniに乗せて動かしたい。
自分が工作したドロイドを、自分がプログラムしたように動かせる、なかなか楽しそうな企画じゃないだろうか。
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