以前フィンガーボード(指スケ)にハマった息子が、セクションを木工工作した話を覚えていらっしゃるだろうか?
あれから熱は冷めたのかと思いきや、日々聞こえてくる「スタンッ!!スタンッ!!スタンッ!!スタンッ!!」いう音……取り憑かれたように指スケで遊んでいる。
以前作ったセクションも自分でカスタマイズしたりしながら遊んでいる。
そしてある日の朝、息子が作っていたなにか↓
どうやら、フィンガーボードができるハーフパイプ的なセクションをボール紙と両面テープだけで作っていたのだ、そして「できねーできねー」と騒ぐ。
「騒ぐんじゃない…そんなペラペラでできるわけないだろう、、もっと木かセメントみたいなのでしっかり作らないと無理だろ…」
そんなやりとりを繰り返し↓
気がつくと親子でダイソーへ、今回¥100円でいい感じの量(400g)のセメントが手に入ることがわかったのだ。
ちょうど良さそうなプラスチックケースを用意して、プラバンでアーチを作って、セメントを流し込もうという作戦だ。
工作用紙・セメント・型に使うケース・バケツ・完成後下に引く板。やるべきことはいたって簡単だ、型を作ってセメントを流し込めばいいのだ。
今回面倒だったのは、型のケースが台形だったので内側にピッタリきれいに型紙をはめ込むのに少しだけ苦戦した。
サイズがピッタリあったら、同じ形のものを塩ビ板で複製する。
セメントを流し込んだ後、重みで形が崩れてこないように輪ゴムで補強したり、グルーガンで軽く内側の塩ビ板を固定する。
すごくどうでもいい話だが、最近ブログに写り込む自分の手が、親父そっくりになってきていることに若干引いている(笑) 自分が小さかったときに一緒に工作をしてくれていた親父の手にそっくりである。
最後に真鍮のパイプを2本入れて、セメント型の完成だ!!
ここからはスピード勝負、セメントに適量の水を加えサッサと混ぜ合わせる
今回ダイソーで買ったセメントが速硬タイプだったので5〜10分以内に流し込む必要がある、焦らないようにサッサと流し込んだ。
完全に固まるまでには夏場3時間・冬場6時間以上かかるのでこの日の作業は終了、ただセメントに無知な私はやらかした、凍結するほど寒い外に出しっぱなしにしてしまったのだ….
次の日型から外すと、完全に固まりきっていなくて若干欠けさせてしまった…ここからまた1日室内で乾燥させてみた。
ようやく固まってセメントらしい色になってきた、ここから仕上げのヤスリがけをしてボロボロ落ちる部分を慣らしながらきれいに整えていく。
100円均一に売っているスタンプでセメントにデザインを施せば、カッコいいセクションの完成だ。
総額¥1,500くらいだろうか、これだけ丈夫に作れたらちょっとやそっとじゃ壊れないだろう、ただ落下させた場合はエライことになるからそれなりの注意は必要である(笑)
これで新たな指スケセクションが完成したのと同時にセメント工作の楽しさにも気がついてしまった親子、次は何を固めてやろうか今から考えている(笑)
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