早いことに2020も残り1ヶ月で終わろうとしている、なんということだろう…今年はコロナウィルスによって慌ただしい日々を送っている間に1年が終わってしまうではないか。
さてタイトルにもあったとおり、ココ最近のマイブームは『あえて時代をさかのぼり、わざわざ手間のかかる道具を使い心にゆとりを持つ』である。
前回の記事、祖父の万年筆から始まりどんどんと面倒な道具に対しての愛着が増していっている今日このごろ…例えば
パリ生まれのエルバンのインクを買い、万年筆と同じピストン吸入式の毛筆に吸い込ませて使ってみたり。
誰が使っていたのかはいささか不明だが、多分叔父か叔母のレトロなポケットラジオの電池を入れ替えてメンテナンスして、在日米軍向けラジオAFNを受信してみたり…
ドイツのMINOX社から出ていた超小型デジタルトイカメラにつけられるコンバーターレンズを探し出して、懐かしくもエモい写真にチャレンジしてみたり…
とにかく面倒な時間をあえて過ごすことにより、心にゆとりを持たせる休日を送りたいのだ私は。
このインク沼・レトロラジオ・小型デジカメについてはまた改めて記事を書こうと思っているが、今回私が手に入れた代物はKickstarterというクラウドファンディングで紹介されていた80sデザインのメカニカルキーボードである。
さほど昔でもないが、私が物心ついた時に触れていたパソコンはすべてこのメカニカルキーボードで、カタカタという音と感触がなんとも言えない心地よさを生み出しデザインの現場でも活躍していた。
今回このクラウドファンディングを見つけて、デザイン性はもちろんのこと、このミニマルなボディにBluetooth×2・ワイヤレス×1・USB接続の4チャンネルが内蔵された天才的なキーボードに魅了され気がつくとバッカー(投資者)になっていたのである(笑)
メカニカルキーボードは古く感じる方もたくさんいると思うが、実はプログラマーやゲーマーの間ではまだ現役で
各キーごとに軸というものがあり、青軸・赤軸・茶軸など色によって押し心地が別れているのだ。
ひとつずつ独立しているため、故障してもすべてを買い直す必要がないのもメリットの一つである、キーによって押し心地を調整することもできる為、職業柄キーボードにシビアな人には長年愛されている。
今年の8月にこのキーボードと出会い、ファンドに成功後待つこと3ヶ月…..もう届かないんじゃないかと半分あきらめかけていた時にFedEx®から急に届いたのだ。
ようやく届いたDurgod Fusion 80’sデザインのメカニカルキーボード!!
カラー:スチーム 選べる3タイプのカラースキーム
カラーは全部で3種類のオールドスクールカラーから選べたので、私は海外版ファミコンのカラーに近いSTEAMを選んだ。
キーを取り外すためのキートップ引き抜き工具や各種ケーブルも付属していたので、届くとすぐに使い始められる。
左上のロゴパネルがなにげに外れ、その中からワイヤレスの受信機が出てくるギミックもたまらなく好きである。
FnとQWERキーを組み合わせて、それぞれのチャンネルが切り替えられるようになっている。例えばBluetooth1にiPhoneを登録して、Bluetooth2にiPad、ワイヤレスにMacbookみたいな感じで、使いたいデバイスをすぐに切り替えて使えるすぐれものである。
息子のラズベリーパイのデスクトップに置いてプログラミングの勉強中、着ているシャツのせいなのか、80’sのギークな少年にしか見えない(笑)
私が作ったタイピング早見表がなにげに役に立って最近では自分で起動して、タイピングして検索ができるようになってきている…..羨ましい、自分も子供の頃にこんな早見表があればもっと早くギークな世界に飛び込めていただろうに….
ずっと無料で配布しているので、是非お子さんのローマ字習得にどうぞ♪
ベクターロボットを横に置いて、彼をラズベリーパイからプログラミング制御もできるようになった、このレトロな中にある未来感….私の超ツボです(笑)共感してくれる人は果たしているのだろうか(^_^;)
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