カンプってなに?

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デザイン業界で仕事をしていると、よくカンプっていう言葉を聞きます。作者が学生から就職したてのときは、カンプ持ってきてと言われ「???」って感じな事がありました。今では普通にカンプって呼んじゃってますが、実は略語だったんですね……。

さてカンプとはそもそも【comprehensive layout】の略でカンプと呼ばれているそうです。デザイン案を作成し、出来上がった作品を紙に出力(プリントアウト)したものの事を言います。出力といっても印刷に出す前の段階で、お客さんに見てもらうために紙にプリントアウトしたもののことです。
4色でプリントアウトしてある場合はカラーカンプという場合もあります。通常だとカンプを出してお客さんに校正をお願いしたり、プレゼンテーションに使ったりします。
学生の場合だと、先生に提出する際に見せるプリントアウトにあたるのかな。

上記では単体チラシや広告等によく使われているようですが、編集の部門になってくるとページが構成された状態であがってくる試し刷りの事を「ゲラ」と呼んでいます。「ゲラを校正に出す」っていうのが編集の言い方みたいです。
ただ、編集者・デザイン事務所によって若干使い方の誤差はあるようですね、最後の校正が終わって印刷に出す段階の事を校了って言うのですが、これも含めて「ゲラ」と呼ぶ編集者もあるようです。

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